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その13。浪人生を1年経験して良かった事。

【地方公立1浪D判定Natsuの東大合格まで軌跡】

こんにちは。

1浪で東京大学文Ⅱ類に合格したNatsuの父親のAkindo88です。現役生の時に東大2次試験で50点足りず惨敗(D判定)からの挑戦です。

このnoteは息子Natsuの浪人生1年間を振り返りながら、家族で共に戦った1年の軌跡を綴っております(本人や家族にナイショです)

大学受験は本人と家族のチーム戦です。本人の頑張りはもちろん大切ですが、家族のサポート無しには東大や難関大学への合格は絶対に無理です!

今回は浪人生を1年経験して良かった事編です。

これはどうしても親目線になってしまうのですが、少しの間お付き合いください。

Natsuは3人兄弟の末っ子で、小さい頃から負けず嫌いで勝気の性格です。もっとストレートにいうと生意気なガキでした。何か自分に気にいらない事があると、部活の先輩でも平気で文句を言うタイプの後輩でした(それでトラブルもありました)

見方を変えれば自分の意志に反する事には従えない、と言う実直な性分であるのですが、それが災いの火種になることも少なからずありました。

(良く言うと梨泰院クラスのパク・セロイの様な)

そんな性分のNatsuだったのですが、予備校の寮生活が始まってから、久しぶりに会う度にトゲトゲが取れて、少しづつ性格に丸みを帯びて来たような感じがしました。

18歳で親元を離れた事はNatsuにとってはとても良い転機でしたね。

現役で東大合格してたら、さらに生意気になって自意識過剰で、上かた目線の鼻持ちならないイヤミな青年になっていた事でしょう。

1年間、Natsuは浪人してホント良かったと感じてます。

一方で少子化なのに浪人なんて、という意見がある事も理解できます。費用的な側面や大学にはそもそも入り易い環境になっているのに、なぜ浪人までして、と言われた意見もありました。

Akindo88はこう考えてます。

どんな大学に通っても4年間の時間は短縮出来ないし、やはり自分が行きたかった大学の学部でないと、大学自体がつまらなくて不本意な4年間を過ごしてしまうと思うのです。

折角入学した大学を途中で退学したり、留年したら浪人1年生と何も変わらないのではないでしょうか?

予備校の1年間は人生のギャップイヤー(gap year)、だとAkindo88は思うのです。

予備校浪人生というのは、キラキラした大学生でも無く、将来を見据えた専門学校生でも無く、毎日必死こいて受験の為の勉強をしなければならない、言わば水槽の澱んだ水の中をプカプカ泳ぐ酸欠の金魚の様なものです。

そんな生活の中でも良き講師に出会い、良き友人に恵まれた事はNatsuを良き方向へ導いてくれました(これはもちろん東大に合格したから言える事なのですが)

ですので予備校浪人生として1年間(2年間でも良し)、は時間と費用の無駄にはならず、むしろ経験した方が、後の人生に大きな見返りを与えてくれると思うのです。

賛否両論あるのはもちろんです、我が子の将来について心配しない親は居ませんからね。

それでは今日はこの辺で。。。

次は浪人生とSNS編です。

じゃあね。








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