DRESS CHANGE挑戦物語~米澤紗智江編~

DRESSCHANGEとは

私たち一般女性は、半年間メンタルトレーニング・ウォーキングを通して舞台に立つ経験をします。今年7月には京都・東京で総勢17名が舞台(ランウェイ)に立つ予定です。自分が自分を表現する名のものとに、自分で衣装を決め、作ってもらい、ポーズを決め当日舞台に立つ予定です。

当日リアル観覧券 京都東京券は 即日完売。ただ今クラウドファンディングをしております。

さて、今日は京都メンバーの米澤紗智江さんを紹介します。

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さちえさんは なんでDRESSCHANGEに参加したのか不思議だったんだDRESSCHANGEにエントリーした理由ってなんだろうって思っていたのさちえさんは、いつもみんなの話を受け止めてくれるのね。ついついね、「うんうん」って笑顔で優しく聞いてくれることに甘んじてしまって心地よくなって、自分のことを話してしまって。。。

毎回のミーティングの帰りに「あ、さちえさんのこと聞くの忘れた笑」と思っていたんだ。だから、『今日こそ さちえさんに聞くんだ』と思ってインタビューしたんだよね。


さちえさんが、DRESSCHANGEに挑戦してみようと思った理由とは何だったのですか⁇

私の関心事であり人生のテーマはね『人はなぜ苦しむのか』『人はどうやったら苦しみから解放されるか』だったんだ。

私は大学時代に音楽療法士の資格を取ったの。自分自身も悩みが多くてね悩んでいる人の気持ちはとてもわかるから。助けになりたいと思って。病院で4年間音楽療法士として働いていたんだ。でも現実はね 患者さんがしんどそうで、すごく苦しそうだった。

自分の力のなさに挫折して、無力感に苛まれたんだ。『なんでこんなに 人は苦しむのだろう』『どうやったら人は苦しみから解放されるのだろうか』を考えているうちにヨーガの哲学に辿り着いた。そこには『人が なぜ苦しむのか』が書いてあってね、この考えを習得して手助けしたいとヨーガ療法士になった。ヨーガ療法士にはなったのだけれど、私が携わりたいのは心の根幹部分だって気付いたんだ。

それで臨床心理士になったんだよね。臨床心理士のトレーニングを受けて人が苦しんだり 悩んだりしていることにようやく寄り添えている感覚になれた。人の言葉を聴くことができて、『相手の関心に関心を持つことができる』ようになった。

それは自分の存在をかけて相手と向き合う感覚になれた感じがして嬉しいなと感じたんだよね。ただね、途中で行き詰まりみたいなものを感じたの。

そんな時に薫さん(村田薫さん)に洋服を選んでもらって美沙紀さん(小堀美沙紀さん)に写真を撮ってもらう撮影会に参加して『その写真を見せたらね』とても好評だった。背中押す側の私が ポーンと前に出る体験をした。

そんなことが何度が続いた。「先生が変化していくことで勇気がもらえます」「先生が生き生きしているから、一緒にいたらいいことありそう」と言ってもらえたんだよね。

今まで患者さんの苦しい顔をたくさん見てきたけれど、私自身が解放されていったり、楽しそうでいたりしている方が周りを幸せにできるって知った。私自身が素敵な人になっていくことがすごく大事なんだなって思ったんだよね。

もしね DRESSCHANGEという企画の私の捉え方が『自分だけが目立つもの』だと思っていたら、私出なかったと思うんだ。エントリーするのにとても迷いがあったと思う。

私は前に出る人というよりは前に出たい人の後押しをする人だと思っていたからまさかね 自分が出るなんて想像もしていなかったんだ

でもね 2人の方にエントリーしたら?と言われたの

そのうちの一人である座長(小堀美沙紀さん)に「推薦したいと思っている」と言われたときに「うきっ」とした自分がいたんだ。出たいと思っていないはずの自分なのに推薦されて嬉しい自分。そんな自分にびっくりした推薦されたから出るのは、私の中では違うと思って、出るなら自分で決めて出ようと思ったんだ。

私が出ることで私が幸せになりそれが周りの幸せ・後押しになるように感じられた。

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 DRESSCHANGEの本番をどう迎えたいですか??

DRESSCHANGEの意義は自己表現。自分を極めた、いわゆる個性の一つとして表現する場だと思っている。去年ね DRESSCHANGEを会場で見たときにお一人お一人が登場される度に感動したんだ。メイク、衣装、動き、意識がすべて自分に向けられてきたことを感じた。個性が潰されることなく尊重されてきたことに感動した。

『あ〜個性というのは表現されることによって初めて自分で自分を客観的に見られるものになるのだな』と感じたんだよね。それは メンバーさんお一人お一人がスタッフからも大事にされてきて本番という日を迎え、何にも代えがたい美しさとして、そこには表現されているのだなということに感動した。そんなことを去年感じたんだよね


本番当日の3分間はその日にしかできない表現だと思っているの。その数分のためだけにずっとずっと半年かけて過ごしている。1年前にも、1年後にも決してできない表現であり、個性が極まった頂点の瞬間であると・・・ 今現在わたしは、色んな自分の面を見にいっている様に思う。

そしてそんな過程を経て舞台に立ち 視界が開けた先には今までとは違った世界を見ることになると思っている。今度は自分自身が感じた感動を希望として届けられたら嬉しい。観に来てくれる人が自分自身の可能性を信じられるようなそんな3分間を表現したいと思っているんだよね。

 

さちえさんと話しているとDRESSCHANGEというものもものすごく俯瞰してみていることに気づく。そこに向かう道で 自分が何を得たいのか 来てくださる方に何を渡したいのかがはっきりしていて 考えの深さを思い知る

それはやはりさちえさん自身が自分と向き合い 人と向き合い感じることが多い故の理由である感じがした。さちえさんのyoutubeそこで 自己表現の1つとして舞を披露してくれている感じたことをそのままに表現していく姿に美しさを感じる。

それが本番どのような形になるのかとても楽しみにしている

written by 早川明奈

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