私は「文字」にすることに困る人がいると思わなった

今日も読んでくださってありがとうございます。という風に米澤紗智江さんが書いているのをみて「あー本当にそうだな」と感じたので、書いた次第でございます。読み物なんてたくさんあるのだから、わざわざ私のblogを開いてみてもらえるということも、本当にありがたいことなのだと思ったのです。実は私がnoteを書くことによって「私も書いてみた」という方がいらっしゃったことが私にとって、とても嬉しく感じたことなのです。

私はそもそも『文字』にすることに困る人がいると思わなかった

私は実は34歳くらいまで、文字に才能があるだなんて、これっぽちも思ったことがなかったのだ。そもそも塾の講師であり、もともと60人くらいの生徒の前で英語や社会や国語を黒板を使って教えていた人間。私自身英語はしゃべれません笑、英語の先生なのに。新婚旅行でアメリカに行った時に、まじでしゃべれなかった。旦那はわたし以上に英語が話せなく、私にとって初めての異国の地なのにも関わらず全然頼りにならなかった。旦那はチョコレートも、日本語のままチョコレート言うとるで、全然通じなくて「what's」「what's」店員さんに言われとって、そのたびに私が「chocolate」と言い直して(あたし発音だけは抜群にいい)、全く英語の発音を覚える気のない旦那のチョコレートに殺意が何度も芽生えた。

そんな中で事件が起こった。実は私が船が苦手なんだとわかったきっかけなのだが、新婚旅行のプランの中にクルーズをいれたのだ。マイアミから2泊3日のクルーズなんて優雅なプランだと期待して乗ったのだが、乗って30分して気づいたのだ。ものすごく気持ち悪い。。。。もはやベットに横になっていることが精いっぱい。。。わたしは船酔いをするタイプの人間やったのだ。そこから船に2泊乗り続けなければならい地獄を知った。船酔いをする人間だとは思っていなかったから、もちろん薬なんて持っていない。どうやら、受付的なところに行ったらアメリカ人用の船酔いの薬がありそうだが、私に合うのかわからない。そして最悪なのが、船の上は圏外なのだ。そう、日本からWi-Fiを持っていっていたが、船の上は圏外なのだ。日本に問い合わせてみたいがそれもできない。その盲点にわたしはやられた。

そこで事件は起こったのだ

船の昼食場に携帯電話を忘れたのを部屋に戻って思い出した。その瞬間私は青ざめた。。。船の中、異国の地、携帯を失くす。。。。絶望的だった。その瞬間、人間とはなんていう不思議な生き物だろう、船酔いを忘れたのだ笑。そして旦那のこともどうでもよくなり、たしか7階くらいの客室から3階の受付までの階段を駆け下りたのだ。気持ち悪かったのは、何処へ笑。そして受付に行って、気づいた「なんて話せばいいのだ??」と思った瞬間には、私は「セレフォン、セレフォン」必死に受付の人に叫んでいた。そう英語の先生とは思えない英語力。でも私の必死さに、受付の男性は「background is a cat??」と聞いてくれた。そう、話せないけれど聞き取りはできるのだ。そして「YES!」「YES!」と答えたら、私の携帯が出てきた。本当にあの時はまじでどうなることやらって思った。船に乗った初日に失くすだなんて、本当に死にそうやった。という脱線しまくりだけど、私の英語力たるやそんなものなのだ。ただ自慢話になるが、中学生の英語を教えることに関しては「かなりうまく教えられる」と思っているし、私が生徒の英語の成績を上げてきた自負もある。ただ私本人は英語が話せない英語の先生っていうだけなのだ。

先生の話はすごくわかりやすいと言ってきてもらった人間だから、私は話すことに自信があったし、まさか文字にすることに才能があるだなんて思ってもみなかったことなのだ。

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