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素人登山 大山(神奈川)編

こんにちは、夏の間は登山をサボっていた私です。
いや暑すぎる。こんなに暑いのに低山やったら熱中症で死んでしまう。
涼しいアルプスをやれる装備と体力はまだない。資金もない。

9月上旬、やっと残暑が少し引っ込んだ日に登山することにした。
今回は大山ケーブルカー発車時刻9時に合わせて電車とバスを乗り継いだ。大体6時過ぎ出発だ。いつも5時台に出ていたからゆっくりに感じた。
バスからケーブルカーまで商店が並んでいて結構な階段である。そしてまあまあ遠い。

あと重要なトイレ情報であるが、ケーブルカー最寄りのバス停のそばのトイレに入ろうとしたが臭すぎて断念。駅で行っといてよかった。
登った先のケーブルカー乗り場と大山阿夫利神社のそばのトイレには入っていないので分からないが、多分そっちの方がマシだと思う。
大山頂上のトイレはぼっとんだが水が流れるしそっちはまだ我慢できるレベルだったので利用できた。山頂のトイレ協力金は入れるようにしよう。
私より全然年上でもあんまり入れてないのをみるので「・・・」となる。
登山って時間もお金もかかるから、チップも入れられないほどの貧乏ではないはずなんだが。これ読んだ方は入れてください。

さて、ケーブルカーは意外と人数が乗らないので、9時出発のに乗り切れなければあとの便になる?のか臨時で出発してくれるのかはちょっと不明。早めに乗り場にいる方がいいかもしれない。切符代はカードも使えた。外国の観光客や登山者もたくさん見たので結構人気なのかも。富士山もすごいもんなあ・・。

交通の便が良い登山口って海外ではレアなのか?日本はほとんど山だから外国の山よりはアクセスがいいのかな。
外国人向け高級山小屋とかやればこれからは儲かるかもしれん。というか入山料の時代かな・・。
それで登山道が保全できるならそうした方がいいと思う。ボランティアや少ない報酬だけでは山の整備はもう無理だろう。森林税もまともに役立つように使うわけないし。ここは愚痴です。

さて大山阿夫利神社に参拝してから左奥に向かって登山道を登っていく。
神社と社務所の間には通路があり、霊泉として湧水が汲めるようになっていた。お賽銭はちょっとは入れましょう。(私は下山後、立ち寄った際知ったので遅かったが汲んで帰った、美味しいお水だ)

9時15分〜登山口の石の階段から登っていく。
最初の方は石段が積んである箇所が続いていく、このあたりはかなり急、ここから途中のヤビツ峠の合流地点くらいまでしんどいなーという登り。ヒルは今回見かけなかったが、神社まで下から登ってきていた人が「ヒルいっぱいいた」って話をしていたるのが聞こえたので、このくらい暑ければまだまだいるらしい。この日は地上30度頂上では24度くらいだった。

ヤビツ峠合流地点に大きな石碑?みたいなのがあったが麓から昔の人が担いで上がったらしい。なんの機械もないのに昔の人ってすごいな、剛力だわ。
フニャフニャ現代人(中年)女子も頑張ります・・。

富士山が見えるはずのスポットも途中あるが、合流地点あたりから濃い霧に覆われたためここから上では景色はなーーーんにも見えなかった。富士山見たかったが仕方ない、雨じゃなくて霧でよかった。霧でも結構滑るんだなぁと経験値があがる。撤退する人もいるくらいの濃い霧である。
空の色が暗くないので大雨にはならないと踏んで頂上まで頑張る。ヤビツ峠合流地点から頂上は易しく感じた。
眺望はないが霧の山って幻想的でこれはこれで素敵だと思う。植物もきれいな色だし・・。

頂上には11時5分くらいに到着。2時間弱で登った。阿夫利神社にお参りしてから休憩スペースを探す。
頂上はたくさん机椅子があったが山料理勢がいたため机のあるところは満席であった。濃霧状態でもこの混みようなので山頂で料理したい人は休日ケーブルカー発車では間に合わないと思う。ヤビツ峠から登るともう少し早く着けるのかな?
おにぎりを3つと野菜ジュースを食べる。眺望もないので浮腫んだ足をモミモミして(重要)休憩したらもう下山し始める。腕も浮腫むからもんで伸びをしておく。

12時下山開始。帰りは東の見晴らし台から大山阿夫利神社へもどるルートである。霧のせいで滑る滑る。2回こけた。怪我はなかったのでラッキーだったがストックがあるのにこれか・・。玄人っぽいお爺さんがストック1本で危なげなく私を追い越し下山してゆく。
これは逆にストック1本のほうが安定するのでは?2本は両足と2本の置き場所を見ながら歩いているので意識が減る方がいいかもしれない。軽くなるし・・。
よくストック1本勢を見かけるけどそういう利点があるのか。次はそれしてみよう。

下山途中、鹿のつがいが居た。霧の中なので幻想的だった。もののけ姫みたい。ラッキーだ。奈良の鹿は見慣れているが野生なのでシャープな体型だった。
見晴らし台方面はなだらかな方の道だからなかなか辿り着かなかった。
見晴らし台に着いたのは1時間半後、13時半だった。
なぜか下の方は霧がかかっておらず、ここからの眺望は望めた。一粒で二度美味しい登山だったのかも。やったー。

見晴らし台で大きいどら焼きを食べて出発。私は和菓子派です。マクロも良いし。見晴らし台から40分くらいで阿夫利神社へ戻る。周回ルートだと結構時間かかる。ちょこちょこ切れ落ちている崖があるのでなるべく山肌側を歩くようにする。地面がぬれているとこれだけすべるというのが今回よく分かった。
周回ルート到着は14時半ごろ、トータル活動時間5時間30分。距離5、8キロ。(ケーブルカー含む)

今回は少しレベルを上げて5時間越えの山行だったが、かなりへとへとだった。暑かったのもあるが歩くスピードも疲れて上がっていかない。しばらくはこのくらいのレベルを上限にして慣らしていこうと思う。
ケーブルカー下の帰りのバスはギッチギチに混んでいた。次のバスを待って座って帰るのも良いと思う。駅まで遠いし。余裕があるならタクシーをお勧めする。
というかそもそも登山は自家用車いるよね。税金が減ったら我が家も買えるんですけど。(嫌味です)

伊勢原駅より帰宅。やっぱり帰宅後のお風呂最高。通常の3倍気持ちいい。
本当に浮腫やすいので登山後に一杯やる人がまぶしい。わたしはノンアル登山オンリー。気分的には呑みたいが。

それではまたの晴れの日に











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