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cambly:6ヶ月記録

2023年1月17日にcamblyを年契約してから半年が経過しました。
色々試行錯誤したり、やめようと思ったり、サボったりした記録を残します。

課題意識

念の為私の英語能力がどのくらいかという現状認識を行うと、

  • 中高の義務教育

  • 高校生の時にアメリカのど田舎に1年間ホームスティという名の軟禁生活

  • 大学受験

  • 社会人数年目でTOEIC強化の英語塾的なものに数ヶ月

  • 5年前?くらいに、TOEIC950点

  • 仕事など生活で英語を使う場は皆無

という感じで、リスニングとテスト的な瞬発力はあって見た目英語ペラペラそうだけど、実際には軟禁生活と机学習なのでおしゃべりとか英語で思考することは苦手という出落ち感満載のステータスになっています。

西洋美術に興味があるので、深く知るためには日本語文献だけでは事足りずここ数年英語の必要性をヒシヒシ感じており、それに加えてこんなに時間を費やしてるのに話せないというコンプレックスを克服する時が来たかーと渋々腰を上げました。

とはいえ文献を読むだけならば机学習と単語力強化でいけるはずなので、明確にスピーキングに課題意識がないことが、あとあと迷走する要因になります。

camblyキャンペーン

ちょうど2023年に年が明けてなんか英語やらなきゃなーと思ってたところに、camblyの割引キャンペーンを発見。昔レアジョブをやったことがありましたが、その場を30分乗り切って終了というのが続いてやめてしまったので、どうしたもんかと結構悩みました。

とはいえ何かを始めなければ、軟禁生活で超絶嫌いになった英語を続けていくことができないと一念発起し、契約。

  • 1日30分、週90分まで

  • 103,169円/1年間

1ヶ月換算で8,500円ほど。1時間1,300円なのでお安い!なんてお安い!camblyはなんか面白い契約で1日と1週間の時間が調整できるんですが、子どもがいることも考え1日できてもmax30分だなと思って、30分を週3続けるというスケジュールにしてみました。

2回30分レッスンをして、今週はあと1回

いまいち掴めん

さて、契約をしたはいいものの、なんだか恥ずかしくてとりあえず15分からスタートしてみました。ただ世話話をして終わったり、自分語りをされて時間を消費したり、いまいち使いこなせない。

たしかに先生は生徒がどうなりたいかという目的・目標に合わせてレッスンを行うので、私みたいに明確なものがない人だと、どうします?って感じで頑張って会話を繋げてくれる感じになっちゃうよね。

ということで目標を発音矯正にして、先生を検索し4,5人ほどレッスンを受けてみました。するとかなり良い。1つの単語を分解して、1つずつ発音を直していってくれる。続けていくと、rやthなどなんとなく感覚を掴めてきた感じがしました。

ただ、ただー、全然面白くない!ここで発音悪くても別に英語で会話できるからそこまで頑張んなくてもええんじゃないかという訳のわからない自分への言い訳を始めて停滞しちゃいます。(お金払ってるのにレッスンしないというサボり発動・・・、これだからサブスクは嫌いだ。)

良い先生見つけた!

いまいちないまいちをやり過ごしながら、twitterでアドバイスを求めたところ、経験豊富な方々にちゃんと先生は吟味して予約してレッスンを受けた方がいいと教えていただきました。

それまでは子どもたちがいつ昼寝をするかわからなかったので予約がしづらく、空いた時間にオンラインの先生を選んでたんですが、そりゃ良い先生は予約で埋まってるし、偶然巡り合うなんて難しいよね、と納得。

そこから数回は先生を吟味して、最初に15分自己紹介とどんなレッスンを他の人としてるか聞いたり、少し話してみてどんな勉強法がいいか聞いてみたりしました。

そこで it depends on you!的な感じの先生だと目標設定が甘い私に合わないと思い、率先してレッスン内容を提示してくれたり、こんなことをすると英語力が向上するんじゃない?と提案してくれる先生を選んでみました。

これで徐々に面白いレッスンが増えてきて、記事を読んでディスカッションする時もあれば、今日はcamblyが用意してる教材を使ってみようとか、1枚の絵を用意してそれを自分で説明してみてと即興の英語力を試され表現を直してもらったりなど充実した時間を過ごすことができました。

camblyはレッスンが録画されるので、後から振り返ることもできて、レッスンの時に直してもらった表現を復習したり、この時はこう言ったらよかったかなと考えたりしていました。

だがしかーし、良い先生とは長く続かないものです。まず第一にcamblyの良いところは欧米に住んでる人たちが多いことなんですが、如何せん時間帯が合わないんですよね・・・ いつも子どもを迎えにいく時間ギリギリの先生だったんですが、その人気ぶりも相まってなかなか予約が取れない。。第二に毎回同じ先生を受けてるとなんだか先生がだれてくる。逐一英語表現を直してくれていたのが、数回のコミュニケーションを経てこちらが何を言いたいのかなんとなくわかってくるのもあって、直してくれなくなる。それで徐々に記事を読むだけ、教材を消化するだけとなり、また新しい先生を探さなきゃなぁとなり、またやる気が減退していくモードに突入してしまいました。

好きなことで続けよう

結局、私は英語が嫌いだし、できることなら勉強したくない。でもやってるのは大好きな美術を学びたいからだし、そのためになら頑張れる。

英語勉強するのではなく、英語勉強する

最初からこれをすればよかったんだけど、camblyの検索機能があんまりよくなくて全然良い先生を見つけることができなかった。でも途中で改善されたのか、はたまた先生が増えたのか、何人かart historyを専攻していたり、趣味な先生を見つけることができて、ついに始めました。

今やっているのは、自分では読むのが大変だなぁと思って積読になっていた専門的な英語論文を一緒に読むレッスン。英語を学ぶためというよりも論文を理解することを第一目的において、予習はなし。

  1. 本文を読み上げる

  2. 数行読んで、自分の理解をまとめたり、言い換えをして先生と認識を合わせる

  3. わからない単語は雰囲気で理解できれば飛ばす、意味が取れなければ先生に聞いて説明してもらう(裏で辞書も引いたりする)

  4. 段落が終わったら再度要約をする

こんな感じで進めています。専門的なものなので、そもそも先生も英語の意味がわからなかったり(私が日本語で読んでもよくわらないであろうフレスコ画の素材の話だったり、修復時の工程の話など)、英語が読めてもよく何言ってるかわからない(論文の書き方が悪かったり、なんか因果関係おかしくない?という国語の問題)ものがあったりと、私一人で読んでいたら英語がわからないから理解できないで終わらせてしまうところを、その理由をちゃんと分解できたのはとてもよかった。

あとはとても面白い論文だったので、絵画の画像を一緒に見ながら、ここの羽根の話してるけど解釈おかしくない?とか、修復する人がここ勝手に描いちゃったって説を推してるけどそんなことあるん?!とか、自分の好きなことを共有して話ができることがとてもよかったなぁと。

次は読んでた論文の土台となった論文を読む予定で、30分3回じゃなりない〜!って気持ちになってる。

また、だれてきちゃうかもしれないけど、6ヶ月たって今は最高にcamblyを活用できてるというお話でした。

おしまい

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