旧アニメ版HUNTERxHUNTER クロロVSゼノ・シルバ戦の変なセリフ

旧のアニメを(youtubeで)見返していて、文脈がおかしいなと気づいた箇所があったので、その部分のみ原作とアニメを比較します。

<原作11巻115P>


ゼノ:読めたわ 
奴自身の能力は
具現化した本に他人の
能力を封じ込め
さらに自在に引き出し
使えるというもの!!
しかし
その代償として
引き出した能力を
使う際は常にその本を
手にしていなければ
ならない…!
引き出したマントも
具現化系!!
攻撃の気配がほとんど
ないにもかかわらず

奴が間合いをつめようと
していたところを
みると
対象物ワシに接近して
発動する性質の防御型か
カウンター型の
能力じゃろう
故に
離れて戦えば
恐るるに
足らん!!
そして
スキを
見て
捕える!!

<アニメ第62話「クラピカ×仲間×クモの最期」>


ゼノ:読めたわ 
奴自身の能力は
本に他人の
能力を封じ込め
さらに自在に引き出し
使えるというもの!!
奴が間合いをつめようと
していたところを
みると
対象物ワシに接近して
発動する性質の防御型か
カウンター型の
能力じゃろう
故に
離れて戦えば
恐るるに
足らん!!
そして
スキを
見て
捕える!!

原作ではゼノがクロロの能力を考察している描写がしっかり書き込まれていますが、アニメでは間合いを詰めた理由を説明している部分(原作の太字箇所)が抜け落ちています。

このため、原作を読めば文脈を正しく汲み取ることができますが、アニメ版ではクロロ自身の能力(盗賊の極意スキルハンター)が防御型かカウンター型の能力であると勘違いしそうだと思います。

アニメでは尺が決まっているとはいえ、すこし残念な点でした。

・・・・余談

ネオンがクロロに占った予言に「向かうならひがしがいい」みたいなところがあって、アニメでは「向かうならたばがいい」と間違えていた記憶があります。(記憶あいまい)
アニメの制作現場って昔から大変そうだな、と。
特にこの頃はセル画というやつで、今のデジタル処理でやるやつより手間がかかるそう。よく知りませんが。
ちなみに、ヨークシンの真東にグリードアイランドがあるので、そこで除念師を探すと良いでしょうという意味の予言です。


るんるーん♪