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メンタルケアに実は良い!?雑用や単純作業をやる意味

こんにちは。こんばんは。はじめまして。
メンタルトレーナーの棚橋曉羅です。

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役に立つな。面白いな。と思っていただけたら嬉しいです。

今回は

メンタルケアに実は良い!?雑用や単純作業をやる意味

ということをお伝え致します。

目次
・脳科学的な説明
・メンタルが安定する理由
・まとめ

脳科学的な説明

なぜ脳科学的に単純作業や雑用などがメンタルケアになるのか。

その理由についてお話し致します。

まず、大脳基底核の線条体という部分のお話しが必要です。
次に具体的例。
最後にコツの順を追っていきます。

大脳基底核の線条体という部分の役割が
「運動による行動と感情(快や不快)をつなげる役割を担っており、簡単な動作でも行っているとだんだんと楽しくなってくるという作用をもたらします」

具体的に言えば、
「掃除」や「洗濯」「炊事」などの家事全般。
「文字入力や数字入力などの単純作業」
「コピーをとる」「メモをとる」
「To  Doリストを作成する」「日記を書く」
などが作業内容です。

仕事の大半がこれらの作業内容を内包してますがどうでしょうか?

はじめはやるのが面倒だとしても次第に乗ってきていつの間にか楽しくなった経験ありませんか?

これが大脳基底核の線条体の効果によるものです。

線条体の近くにあるのが視床下部でホルモンの分泌を促す役割をになっています。

快のときは「アドレナリン」「セロトニン」などが分泌されます。
不快のときは「コレチゾール」「ノンアドレナリン」などが分泌されます。

線条体が刺激されはじめてから約10分でホルモンが分泌されることがわかっています。

この線条体を活性化させるコツは
テンポよく軽快なリズムで行うことです。


こうすることであなたのモチベーションに関係なく、
【やる気スイッチ】が押されるようになっています。

こういったことを知っておくと自分のモチベーションのコントロールが可能になってくるのです。

メンタルが安定する理由

心理行動療法でも単純作業を繰り返し行うように指導することがあります。

単純作業=簡単な誰にでも行える作業で尚且つ手や指を使う動作を行います。

手や指を頻繁に使うこと=脳に刺激を与えることです。

脳が刺激に対して反応する時にホルモンが分泌されます。
ほとんど反射に近い反応ですから体は科学反応を起こします。

「嫌だな。やりたくないな」
と思えばコレチゾールが分泌され、記憶を消すことと同時にコレチゾールの分解をするノンアドレナリンが精神を安定させ、興奮した状態の脳を沈めてくれます。

そうすると、初めイヤイヤやっていてもだんだんと作業自体が楽になってくる時があります。

その時が集中力が高まった時ですね。
集中力が高まると困難に打ち勝てる状態を作りますからストレス耐性がその時上がります。

「やりたいな。楽しくやろう」
と思えば、セロトニンが分泌され、幸せを感じやすく、ストレスホルモンの分泌を抑制します。ストレスを感じ難い脳へ変化しますので、ポジティブな考えをもちやすくなります。

後者の方が圧倒的に効率もよく、成果も出やすいのはいうまでもありませんが、前者の方でもメンタルケアには最適です。

非効率的ですが、少なくとも人が生存していくために獲得した生命維持の法則にちゃんと則ったものです。

脳内ホルモンの分泌は何一つとして生命維持には不足なしで行っています。

ですが社会的な生物である私たちの集団生活では足を引っ張ることにもなりかねません。

仕事に対して「やる気が出ない」「面倒だな」
という時はリズムよくテンポを挙げながらやることをお勧めします。

そうすることはもちろん大変ですが、
雑務を快適にこなすことに繋がりますし、作業を早く行うことはアイディアを出す回数がよく多くなります。

まとめ

脳の線条体が運動全般、動作と感情をつなぐ役割をになっていて、快・不快を連動しています。

その脳の機能を最大源に発揮させるには
「テンポよくリズミカルに行うこと」

人生を豊かにしていきたい!と思うのであればこれをぜひ取り入れてみてはどうでしょうか?

私はこれをゲームだと思ってやっています。

「テンポよくリズミカルにやる音ゲー」です。

楽しくやる方法はたくさんありますから他のやり方もあるでしょう。
私はこれがお気に入りというだけ。

以上曉羅でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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