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【JAL50回搭乗チャレンジ㊴㊵㊶㊷】6/4但馬たっぷり日帰り観光

帰国後ふたたび、国内のフライト。
今回は回数を稼ごうと、乗り継ぎを選びました。
兵庫県但馬。伊丹経由で飛びます。1leg8000円ちょい。お得でした。

6:30 羽田→伊丹
9:00 伊丹→但馬
18:00 但馬→伊丹
19:30 伊丹→羽田 ¥33,032


楽しみ① 伊丹空港で朝ごはん

朝イチの便で、久しぶりの伊丹空港!
メゾンカイザーカフェで朝ごはんをいただきます。

具がたっぷりで美味しいクロワッサンサンドと、少しだけ閉じた空間。

楽しみ② 初めてのプロペラ機

次は但馬へ。
「プロペラ機での運航」の文字に、期待がふくらみます。

いつもとは違うスペースからの出発。

バスから降りると、乗る飛行機が待っていました。
これがプロペラ機!

プロペラの音が結構大きく、体に響いてこれは楽しいですねえ。
真夏は暑いよ!と聞いていたのですが、6月はまだ大丈夫。

ルートはこんな感じ。

離陸後30分で、コウノトリ但馬空港に到着です。あっという間。
降りて歩いて移動します。

荷物の積み場所もコンパクト。

御翔印を購入。
私みたいに、50回乗るためだけに但馬空港を訪れる人も多いそうで、「修行中」キーホルダーがありました。思わず購入。

山形もそうでしたが、小さな空港で、会員制度があるところ結構あるんですね。

楽しみ③ コウノトリと共生の町

伊丹但馬往復便は、1日2回。朝のこの時間のあとは、夜の便になります。

そのまま伊丹に戻るという選択肢もあったのですが、せっかくなので観光をすることにしました。
というのも、「たじまわる」というバス観光便があり、朝の飛行機でピックアップ、夜の飛行機で帰ってくる、という理想的な日帰りプランがあったからなんです。しかもなんと、飛行機のレシートを見せると無料。

前もって予約しておくと間違いないです。
じゃらんネットで扱っています。

約束の時間をちょっと過ぎての到着、(誰も待っていないので心配になり確認の電話をしちゃったことをこっそり)

無事乗車できました。
パンフレットやクーポンをたくさんいただきます。これで無料…(普通の料金も500円て破格ですよね)

まずは、コウノトリの郷へ向かいます。
まず、豊岡市はラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録されていてるとの説明。そうなのかー!

東京・山形・秋田で見ることができるのは、千葉出身のコウノトリ。
豊岡とは異なるそうです。
絶滅危機にあった“特別天然記念物”コウノトリは、複数の地域で育成をした結果、いまは48都道府県で目撃情報があるそうです。

と道中、その説明を裏付けるように、早速田んぼにコウノトリが!
共生している町とはいえ、当たり前のように見られる景色ではないそうで、ラッキーだったようです。

コウノトリの郷を見学。
飼育している公園の一部を見ることができ、展示を見たり、コウノトリを見ながら説明を聞くことができます。
小さな公園なので、ちょっと立ち寄るだけでも楽しめます。
兵庫県立大学の大学院施設もあるんですね。

敷地のすぐ外には、巣を作りやすいような設備あり。
建売住宅といったところでしょうか。実際コウノトリも便利に使っているようです。


楽しみ④ 城下町、皿そばランチ

バスに乗り移動して、城下町出石へ。
時計台・辰鼓楼の姿を一枚。

予約すれば、中も見学ができるようです。

そろそろお昼時。混む前に名物の皿そばをいただきます。

江戸時代中期に、お国替えで信州上田藩の仙石氏がやってきて、その際そば職人も連れてきたため、そば文化が盛り上がったのだそう。

屋台で出すのに便利なよう、小皿に分けてサーブ。その後焼き物もはじまったので、出石焼きに乗せるスタイルが定着したそうです。

輝山さんでいただきました。

黒そばで1セット(5枚)を頼み、白そばと鴨汁を追加しました。
一皿ずつ、シンプルなお汁、卵入り、とろろ、鴨汁のどの味にしよう?と考えるのが楽しい。
するする食べられちゃいます。

各種決済も対応!でした。ありがたい。

バスの発車時間までまだ間があったので、町を散策したり、

出石城跡を見学したり、

観光案内所近くの和カフェでソフトクリームを食べたりと、満喫しました。

本当は、片岡愛之助氏が毎年必ず訪れるという、近畿最古の芝居小屋・出石永楽館も見たかったのですが、今回は時間切れ。また立ち寄るチャンスがあると良いな。

楽しみ⑤ ガイドさんのお話

今回のツアー、バスで各スポットまで移動し、降りて個々で散策、また乗って移動…という流れなのですが、移動中にガイドさんが話してくれる内容がとても興味深くて。前述しているコウノトリ、出石の芝居小屋の話もすべて、ガイドさんから聞くまで全く知らなかった話でした。

観光地の見どころだけではなく、町の悩みも。
竹田城址に移動する道中見える畑を覆う柵。イノシシ避けのものですが、弱い電流が走っています。

畑のニホンイノシシ被害が半端ない数で、試行錯誤。

本来は人目には付かない生き物であるが、明るいうちから目撃されることが増えている。イノシシによる農作物を食害したりあぜや土手を掘り返すなどの被害が深刻である。
https://www.tajima.or.jp/nature/animal/119098/

但馬情報特急

猟銃で駆除するも処理が追いつかない。
食べるというのはどうか?と若手が中心に考えているのですが、弾がめり込んだ部分の肉の劣化が激しく、効率が非常に悪い。

柵に触れてイノシシが畑に近寄らないようにすることで、無駄な殺生を減らしたいようなのですが、難儀しているそうです。

但馬イノシシ肉を売っているサイトもありますね。
買ってみようかなあ。

楽しみ⑥ 道の駅ようか但馬蔵

道の駅・ようか但馬蔵でトイレ休憩。小さくも子綺麗な道の駅。
野菜もたくさん売られていました。

ガイドさん情報で、さんしょうが有名とのことでしたので、早速粉さんしょうを。
スナックエンドウもぷりぷりで美味しそうだったので、つい。

駐車場で振り向くと、マリオットグループのフェアフィールドホテルがありました。

地方創生事業を目指すホテルのシリーズ、道の駅をイメージしているそうなので、なるほどここにあるのは納得。
公式サイトでは出石やようかの街並み、棚田などをお勧めしていますね。観光拠点として想定しているようです。

楽しみ⑦ 竹田城跡にのぼる

最後のスポットは、天空の城として有名な竹田城跡。
専用のバスに乗り換え中腹までのぼり、そこからは30分ほど徒歩です。

ガイドさんから事前に注意が。
雲の上に浮かぶように見えるのは、朝来山の立雲峡あたりから見るからで、「竹田城跡に登っても雲海は見えません」そりゃそうだ!!!

専用バスの本数が少ないので、間違いなく指定時間の下りのバスに乗るよう、丁寧な説明がありました。ドキドキ。

徒歩での登りはかなり急。軽装で来ている人は割としんどかったのではないかと。
最後の自販機アラートの主張が強いです。
この近くに、アイスクリーム販売所もありました。

入場料を払って入ると、目の前にお城の跡。

眼下に町を見下ろせます。

竹田城は資料が少なく、この石垣の上にどんなお城が立っていたのか、想像するしかないのだそうです。

さらに登ります。


遠くまで見晴らしがよく、気持ちの良い景色。
1443年頃築城。歴代城主は何を思っていたんでしょうね。

また、なぜ石垣だけがいまもしっかり残っているかも謎なのだとか。
大小適当に並べた感じの、荒い作りなのに…というのも不思議のひとつ。

帰り道もなかなかハードでした。
良い風情でしたけれども。

無事バスに乗り、観光バスと別れた場所へ。
お店を除き、岩津ねぎ七味を買いました。お蕎麦に入れて食べています。

ほっとした顔のガイドさんに挨拶をして、再び観光バスに乗り込み、一路空港へ。これで全行程終了です。

空港で降ろしてもらい、ガイドさんにもお礼を言って、別れました。
1日とは思えないほどもりだくさんの観光でした。

楽しみ⑧ 再びプロペラ機、帰路

但馬空港からふたたびプロペラ機に乗ります。
ぽつんと佇む姿、綺麗だなあ。

伊丹空港へ。
飛行機は窓下の景色も楽しみですね。棚田が美しい。

伊丹空港で乗り継ぎまして、

羽田に着く頃にはすっかり夜になっていました。
大満足の1日日帰り旅行となりました。

大阪側からバスで上がるルートもあり、城崎温泉も近い。
但馬近辺、次は泊まりたいですね。

最後に今回お世話になった、たじまわるの動画を。
あ、案内してくださったガイドさんが動画に出てる〜!
適切なタイミングと、普通に観光していたら得られない情報たっぷりで、大満足かつ有意義な旅になりました。


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