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【天使の椅子】との出会い

すまうとさんの「天使の椅子」。
もともとはギタリストのために作られたという、美しいスツールです。

私ももう4年ほど愛用しているのですが、spiroではこの椅子のフィッティング&オーダーのお手伝いをしています。


すまうと代表の野木村さんに初めてお会いしたのは2017年。志木のセッションルームのお隣が空き家になって、オープンハウスが開催されたとき、室内に「すまうと」の家具が展示されていたので見学に行ったんです。

天然素材、シンプルデザイン、接着剤をなるべく使わない工法という、こだわりあふれた作品たちに私は一目ぼれ。

他に見学者がいないのをいいことに、野木村さんにいろんなお話を根掘り葉掘り聞かせていただきました。野木村さんは椅子づくりのためにからだのこともすごく研究されていて、情熱こもったモノ作りが本当に素敵なんです。

で、展示されていた家具の中でもとくにくぎ付けになったのが天使の椅子でした。

座った瞬間、ハッ!となる、今までの椅子の概念を覆す座り心地。座れば座るほど背筋が伸びて、頭がさえてくる。しかもデザインも超好み。

当時在庫切れだったりしたので少し待って、ようやく私のもとへやってきた天使の椅子は、今もよき相棒です。

ボディーワーカー仲間との「わたしたちにとってイスとは!?」というテーマの座談会でも紹介させていただきました。

このときイスのサンプルをお借りしたのですが、そのやりとりの中、野木村さんは、

「本当に大事なのは身体と椅子の関係を見ながらちゃんと座らせてあげる事なのだと思うのです。椅子はそれを支える道具として良いものを提供するのが限界です。 という事で身体と対話ができる椎名さんのような方にちゃんと高さを見て提供してもらえたら本当の意味でこの椅子の完成なのだと思っています。」

とおっしゃるのですよ!

身体と椅子の関係!

本当の意味での椅子の完成!!


野木村さんのものづくりへの熱い想いに共感しまくって、そして私もこの椅子のすばらしさをぜひ紹介したい!と思って、そうしてspiroでもフィッティングをお手伝いすることになりました。

ロルフィングをうけて、自分のからだの状態がいろいろ分かるようになってくると、「どんな椅子に座ったらいいの?」という疑問も出てきたりします。

私としては、「どんな椅子でも座りこなせるからだを作る!」というのがゴールではあるのですが、天使の椅子は、そんな賢いからだ作りをサポートしてくれる椅子。

天使の椅子をパートナーに、楽で整った自分の状態を知ることで、違う椅子に座るときも、座り方を工夫していつでも楽でいられるようになってほしいなと思っています。

志木のセッションルームでは、天使の椅子のよさを十分引き出すために、座り方もレクチャーしつつ、お一人お一人にあったベストの高さを測定してからオーダーいたします。

セッションルームで私がよく座ってるのが天使の椅子です。セッションに来てもし気になったら、ぜひ座ってみてくださいね。

フィッティング・ご注文について

フィッティングでは、ご本人に「楽さ」を体感していただくのが一番の目的です。わずかな高さの違いでも呼吸のしやすさは変わるので、ベストな高さを見つけるために、5mm単位で丁寧に計測し、天使の椅子のよさを最大限に活かしていただくため「からだにいい座り方」もレクチャーします。

ふだん室内でスリッパを使っていらっしゃる方は、計測時にぜひお持ちください。どんなシーンで使いたいのか、などなど、お気軽にご相談くださいね。

天使の椅子についてのご質問、フィッティングのご希望については、以下ページから、メールまたはフォームでご連絡ください。



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