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#07 理想の未来のための「願望の育て方」

Akikoです。具現化のためのレッスン記事。今回の内容は、けっこう「大切なこと」だと思います。願望がなかなか現実化しないのは何故なのか、より理解できるのではないかなと。


願望といっても、実はいろんな種類の願望があります。その中には「現実化するかどうか?わからない(決まっていない)もの」があるんです。


自分が「魂レベルでやりたい」と決めてきたことに関しては、どうこうせずとも叶うケースは多いです。人生のシナリオにおいて、大まかな展開や時期や流れ、体験することなどは、ある程度「決まっている」といえることもあるでしょう。


ですが、もっと細かいシーン、細かい具体的なシナリオの部分は、確実に決まっているわけではないことも多いのです。


宿命は変えられないけど、運命は変えていける、とも言いますよね。この確定していない運命の部分は、現実世界では「小さな願望を描いて叶える」という事を繰り返しながら変えていくことができるのだろうと思います。


叶えていいし、叶えていけるのです。


願望を丁寧に扱いながら育てていくと、いろんな発見や気づきが起こるでしょう。本当に叶えていきたいのか、手放した方がいいのか、どんな願望なのかに気づくことも大切です。


願望を育てるとは「臨場感のあるビジョンに育てていく」ということ。


なぜなら、ただの願望と、臨場感のある願望では、潜在意識にとって捉え方が違うからです。


潜在意識には時間軸がないので、
□ ただの願望 = 叶えたいこと ⇒ リアルじゃない!
□ 臨場感のある願望= すでに叶っていること ⇒ リアル!

という状態になります。


潜在意識は、「現実」と認識したことを具現化しようと働きます。現実じゃないと認識した状態で願望を放っても、「叶えたい状態」を叶え続けるだけ。つまり、いつまでも「叶わないが現実化」します。


ここが、引き寄せの法則や思考の現実化の落とし穴なのです。リアリティのない願望は、「欲しい」「叶えたい」という状態を引き寄せたり現実化するだけなんです。


だから、もうすでに叶っている感覚をもって、リアリティある願望に育てていきましょう。


それからもう一つ。育てる願望を間違えてちょっと苦労するケースもあります。

例えば、
・他人の価値観からの願望
・両親の願望
・「~ねば」「~べき」と思い込んでいる願望
・焦りや不安から生まれた願望

心当たりありませんか?こんな感じの願望は、叶えてはいけないわけではないけど、叶えようとするとかなり疲れてしまうので育てづらいかもしれません。臨場感が湧きくく、潜在意識が「リアル」だと認識しづらい状態です。こういった願望について、もう少し詳しくお伝えしましょう。


■他人の価値観でしかない願望

私達の環境は、いろんな人の願望が横から入ってきやすいって知ってました?ほんの一瞬の隙に、スッ~っと入ってきます。笑


本来の自分から少しズレているとき、心が固くなっているとき、頭ばかり働かせているとき、心の動きを感じにくいときなど、こういった場合、他人の願望に心が動いてしまいやすいです。「私も私も~!」「私もそれがいいな~」みたいな感じに流されてしまったことありませんか?


■本当の願望が別のところにある

達したい、そこに至りたい願望があるにも関わらず、まずは「これをしなきゃ!」という「~ねば」「~べき」の願望です。


特に女性の場合、多いかもしれませんね。例えば、「結婚する最高のパートナーに出会う」が本当の願望なのに、そのためには「ダイエットしなくちゃいけない!」という、ねばべき願望。こういったケースは、けっこう苦しいですし、楽しみながら願望を育てていくのが、まあまあ大変です。


■焦りや不安からの願望

これもよくあることなのですが、焦りや不安から生まれる願望というのがあります。


例えば、お金に困りたくないから、貧乏になりたくないから、病気になりたくないからといった理由から生まれる願望は、臨場感が湧きにくいですし、育てづらい願望です。



上記に書いた、理論的に育てにくい願望は「自分の本当の願望ではない」ことが多いです。ですが、願望は、焦らず無理せず、でも着々と育てていきましょう。


自分の願望に対して、良い、悪い、叶うのかな?どういうものなの?といった感じで、ジャッジしてすぐに決めようとしなくても大丈夫です。楽しさが半減してしまうから。


自分が純粋に心を解放したときに、「これが好き」「ここへ向かいたい」そういった大切な願望である可能性が高いのです。


よく観察してみてください。


まずは、「自分の願望を育ててみよう」としてみることです。育てていく中で、自分の気持ちに正直に素直になっていると、もしかすると他人の願望や、ねばべき願望だったと気づくかもしれません。


でもそんなときも、自分を責めないでくださいね。無理していたんだな、頑張っていたんだなって、そんな自分を認めて受け入れて、自分に優しくしてあげることが必要です。

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