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イラク北部ドホークの小学校で、絵本読み聞かせの活動をしています。「ピースセルプロジェクト」の活動です。 はじめての学校に行くと、いつもちょっと困るのは「外国人がくる!」というのがとても珍しいことだから、または外国人でなくともお客さんが来るときはいつもそうなのか、先生たちが子どもたちをきちーんと等間隔に整列させ、みんなで声をそろえてご挨拶。「ようこそ、いらっしゃいました!!」みたいなところから始まることです。 まあ、これは日本の学校でもわたしの時代はそうだったか。講堂になら
絵本読み聞かせの目的は イラクドホークの ある小学校に、毎週絵本の読み聞かせに通っています。 「テレビやYoutubeばかりでなく本を読むのは良い」、「読書の習慣が身につけば子どもの教育のために良い」というところまでは、特に何も説明せずとも容易に多くの先生方から賛同を得ることができます。 しかし、こちらで手に入る子ども用の本は、とても少なく、あったとしてもほとんどは躾の本。それも、ストーリーがワンパターンで「嘘つきの羊飼い少年の話」の展開。つまり、悪い子ども(とか動物)