スペイン滞在2024 2 犬のビーチ
アストゥリアスは基本的に暑くない。夏も曇りがちで、寒い日はダウンジャケットを着て、暖炉に火をつけた日もあるほどだ。
天気は良くても、気温は20度だったりする。
蒸し暑い日本から来た身としては最高である。熱帯夜はまず存在しない。
アストゥリアスで一番大きい街、ヒホンのビーチは人でいっぱいだった。水温は低いし風が強かったので、みんな日差しを浴びてのんびりしていた。
避暑地として有名な?アストゥリアスは食べ物が美味しい県としても有名だけど、貧乏な我々は、ケバブがお昼ご飯。それでも2人で10ユーロ、1700円。
レストランでランチを食べたら1人15ユーロ2500円。2人で5,000円。それは友達と外でランチをするなど、特別な日にとっておかなければならない。
晴れれば日差しは強いので、海に行ってもいいかなーというとある日の午後。
行ってみた。
アストゥリアスにはいろんなビーチがあるけど、綺麗なビーチは駐車場から遠かったり、しかもその駐車場は満車だったり、駐車代が高かったり。
そんな中、現地の人しかあまり知らない穴場のビーチもあって、去年はそのビーチに何度か行った。そこは、駐車場が無料で、ビーチもすぐそこ。
今回は、そこから15分くらい離れたビーチに行ってみた。なぜなら、そこにはちょっと内海みたいに波が入ってこないところがあって、水温が高いから。
水に入ってみた。
ううう、冷たい。推定水温25度。
頑張れば耐えられるくらい。
それより面白かったのは、そこのビーチはみんなが犬連れだったこと。
普通のビーチに犬を連れていけないけど、そこはあまり人がいないので、犬を連れて行っても誰も文句をいわれない、というのが、口コミで広がり?今や「犬のビーチ」と呼ばれているらしい。
犬たちは皆んな幸せそうに走り回り、人間たちは、犬に目を配りながら海に入ったり、おしゃべりしたり。
まあなんにせよ、人も犬もビーチが大好きなのである。私は先月行った西表島の温かいトロピカルな海が恋しくなった。水温が低い海はちょっとね。
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