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『JUST ANOTHER』~the 原爆オナニーズTAYLOW氏×大石監督対談

「Bollocks」51号に、映画『JUST ANOTHER』公開を控えた原爆オナニーズTAYLOWさんと大石規湖監督対談が掲載されたとのことで購入。

編集部コメントで、「TAYLOW氏は未来から来た人」という推察があって笑ってしまった😆

私も10代の頃から大好き原爆オナニーズ。速すぎて早すぎて、常に未来人みたいな人TAYLOWさんが展開し続けて38年💥、稀有なバンド。

そのバンドのありのままの姿と生きるパンク哲学を、『JUST ANOTHER』で大石監督は、ノーギミックでそのまんま撮影している。試写を観て以来、会う人会う人に「必見だよ!!」と言っている。

対談の中でTAYLOWさんは、この映画のことを「大石さんの女性ならではの視点っていうか、下世話な所を平気で撮れるところが良かった」と言っていた。

よくマーケティングの仕事で「女性ならではの視点でやってください」などと言われると反発して、「けっ。人間の視点でやるわ」とか思ってたものだけど、この映画が単なる音楽ドキュメンタリーではない肝はそこにあるかも、と納得。

決して大石監督の視点が「下世話」だなんて思わないけど。女じゃなきゃ気づかないミクロ部分へのツッコミ力が、女にはあると思う。男がマクロでとらえて「そういうもんだから」って思いがちなところ、女は納得しない。男女論で述べるのはナンセンスなんだけど、そんな気づきのあった対談であった。大石監督の「女視点男前シューティング」がほんとたまらない作品である。公開されたらまた行こう。

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