祇園祭 疫神社夏越祭
2023年7月31日 疫神社夏越祭(えきじんじゃ なごしさい)を見に八坂神社へ行ってきました。
7月1日から1か月間続いた祇園祭の締めくくりの神事で、八坂神社の西楼門をくぐったところにある疫神社に設置された茅(かや)で作られた2メートル程の大茅輪をくぐって厄疫退散を願いつつ、祇園祭が無事に終わったことを感謝する行事です。
10時開始予定となっていたので、10時少し前に到着すればいいかと思っていたら、9:55には疫神社前で神事が始まりましたし、大茅輪をくぐる一般参拝者の行列は数十人の方が並んでいました。
疫神社前にはテントが設置されており、八坂神社の氏子の皆さんや山鉾関係者など招待された方だけが着席でき、お祓いを受けていらっしゃいました。かなり暑いので、テントがないと大変なことになりそうです。
神事・行事のスケジュールはこんな感じでした
9:55 神事開始、参拝者の団体ごとのお祓い
10:15 野村宮司ご挨拶(マイクでお話されるので一般参拝者も拝聴可能)
10:20 参拝者代表の玉串奉納
10:25 招待参拝者の参拝
10:50 朝から行列していた一般参拝者の参拝開始
11:30 一般参拝者は行列しなくてもすぐにお参り可能に
祇園祭期間中に何度も浴衣姿をお見かけした山鉾関係者の方がスーツ姿で参拝されていました。お稚児さんたちも何人か参拝に来ているのをみかけました。今年はかなり暑い7月だったので「皆さんお疲れさまでした」と心の中でお伝えしました。
大茅輪くぐりの行列が長かったので、炎天下で行列するのは避けて、11時のオープン時間に合わせて二軒茶屋へ稚児餅を食べに行きました。
祇園祭のお稚児さんが八坂神社へ社参する際に、二軒茶屋中村楼が調理して朱塗りの神膳に盛って奉納されるのが稚児餅です。
7月14日~31日は二軒茶屋でお抹茶セット(1,500円)をいただいたり、お持ち帰り5本セット(2,500円)を購入することができます。
稚児餅は先が2つに割れている竹串にお餅をさし、荒味噌を塗って焼いてある甘くないお餅です。
なんと、長刀鉾のお稚児さんと禿さんとご家族が二軒茶屋にいらっしゃいました。お稚児さんがお店にいらっしゃるタイミングで稚児餅をいただけるとは。
二軒茶屋を出てからもう一度11:25頃に大茅輪くぐりの行列に行ってみたら、ほぼ並ぶことなくお参りできました。
参拝後は八坂神社の茅を持ち帰ることができます。自分で茅輪を作って身近に持っておくことで厄疫除けができるそうです。境内で茅輪を作ってから持ち帰る人もたくさんいらっしゃいました。
今日は(も)暑かったです。あまりに暑くて、日かげから出るのをためらうレベルでした。八坂神社の境内には観光客がたくさんいましたが、全員が日かげに避難している瞬間の写真です。
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