京都旅行 6月の京都
月別の京都おススメ行事やスポットをnoteしています。
6月7日 平安神宮神苑無料公開
年に2回、無料公開があります。何度か行ったことがありますが、意外と混雑せずにゆっくりお庭を見れます。
6月10日 田植祭
711年に創建された伏見稲荷では五穀豊穣の神様を祀っていて、境内にある神田に田植えをする神事があります。
雅楽が奏でられるなかでの田植えは趣きがあります。
6月15日 青葉まつり
真言宗の智積院では弘法大師の誕生日に青葉まつりが行われます。
修験僧による護摩供法要は見ごたえがあります。
普段は拝観料・入場料が必要になる名勝庭園や国宝障壁画などが無料で拝観できます。
また、植木やハンドメイド雑貨などの青空市も開催されます。
智積院はアジサイもとってもきれいなのでおススメです。
智積院の境内は広いので、混雑を感じずに拝観できると思います。
6月18日 山門懺法
臨済宗の妙心寺の山門は普段は非公開ですが、6月18日は拝観することができます。
6月30日 夏越の祓
京都の多くの神社で夏越の祓が行われます。
1月から6月の前半の半年間の穢れを祓って、後半の半年間も無事に過ごせるように願う神事です。
神社の境内に大きな茅の輪が設置されます。正面から左へ、正面から右へと８の字を書くように3回茅の輪をくぐることで穢れを祓うことになります。
京都に限らずスサノオノミコトを祀る神社で全国的に行われているようですが、京都は神社が多いためか、街のあちこちで茅の輪を見かけます。
6月30日の1日限りの神社もありますが、6月1日ごろから茅の輪を設置する神社もあります。1日限定ではなく、複数日茅の輪を設置している神社をマイマップにしました。
季節の和菓子
夏越の祓とセットになっている和菓子は水無月です。
外郎にぎっしりと小豆がのっている三角の和菓子です。
平安時代、宮中の人々は京都市北区西賀茂地区の氷室に蓄えていた氷を口にして暑気払いしていた。当時、氷は高級品で、庶民が口にする機会はほとんどなかった。そこから、氷のかたちを模した「水無月」を食べるようになったと伝わっている。
京都では6月30日になると、1月から6月までの半年間の「罪穢れ（つみけがれ）」を祓い清める神事「夏越しの祓」が各地の神社で催される。この神事の際に罪を払い無病息災を願って食べられるのが「水無月」である。三角のかたちは暑気を払う氷を模しており、小豆の赤色は邪気払いの意味がこめられている。
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/minazuki_kyoto.html
京都では通年販売しているお店もありますが、それでも6月30日は特別で、12月24日のクリスマスケーキばりに各所で水無月が販売されます。
2023年の写真です 価格は変動するかもしれません
季節のお花
京都のアジサイの名所はたくさんありますが、アクセスしやすく見ごたえもあるのは藤森神社、三室戸寺、智積院と思います。
このnoteのタイトル画像は智積院です。智積院はお坊さんの学校という位置づけのお寺で、日ごろからたくさんのお坊さんがお庭の庭木のお手入れをされています。智積院のアジサイは手入れが行き届いているからか、色鮮やかですし、力強いです。
睡蓮や蓮も見頃になります。寺社仏閣のお池や水路に咲いていますので、境内だけでなく周辺も見てみてください。
南側の水路に見事な蓮が咲いていますのでお見逃しなく
🚐観光特急バス
2024年6月から京都駅から清水寺・岡崎・銀閣寺へ向かう観光特急バスが運行します。
通常のバス運賃は230円ですが、観光特急は500円。京都市民の生活圏のバス停には停車しないので、移動所要時間が短縮できます。運賃が高くても利用する価値はあると思います。
そして、地下鉄・バス1日券（1,100円）で観光特急バスに乗車できるので、京都に旅行に来られる方は、以前にも増して地下鉄・バス1日券が便利でお得になります。
地下鉄1日券（800円）はおススメしません。京都は地下鉄だけで行ける観光スポットは少ないです。バスがメジャーな移動手段となります。
観光特急バスが生活者と旅行者の共存に貢献して、金閣寺方面にも路線が増えることを期待しています。
7月は祇園祭で京都市内がにぎわいますので、6月の京都は比較的落ち着いていて、旅行に適しているかもしれません。
雨が降ったとしても苔がきれいになるので、お寺のお庭がより素敵になります。
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