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ドイツの入学祝い:Einschulungtüte

やらなきゃいけないのはわかっていたのに、忙しいことを理由に、取り掛かり始めるのが遅くなりました。2年前の娘の時もそうだったような気もする…

Einschulungtüte(入学祝いの円錐コーン)は、昔は紙製が大半だったのですが、最近のブームは布製。入学式の後は綿を詰めてクッションとして使えるから、という理由です。
私も義妹に感化されてミシン相手に作りました。

途中で失敗もしたり。

子供に見つかってはいけないものなので、作業できるのは子供たちが家にいない時、または、寝ている時間。

子供が寝た後に夜更かしでお裁縫をしていると
♪かぁさんは~ よなべ~をして~♪

♪ドナドナド~ナ~ド~ナ~♪
が頭の中を流れるのは私だけでしょうか。

とにかく寂しくなってくるので、
今回は朝活で数日間、指を待ち針で刺しながらもチクチクしていました。

娘の新学期は8/30(月)から始まっていたのですが、
息子の入学式は9/1(水)でした。
入学式必需品のこれが完成したのは、
もちろん、当日の朝……

ギンガムチェックの布は、私の母親が私の弟の入学の際に上履き入れを作った布の余り。娘のときは、私の上履き入れの残り布を使って円錐コーンを作りました。

メインは、2年前のハロウィンで息子が使った恐竜のコスチュームを使ってリメイクした円錐コーンホルダー。

今回の中身は、HARIBOのグミやらコインの形のチョコレートなど、夫セレクトのお菓子。通常は鉛筆やペン等の文房具を詰めたりもします。
娘の時はおしゃれな蛍光ペン、コンパス、万年筆(ドイツでは3年生で万年筆を使う練習をします)を入れたのですが、今回文房具の用意が間に合わなく、お菓子のみ…でも子供にとってはこれが一番重要だったりするから、悲しむことは無いはず…

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9時からのオンラインドイツ語コースに最初の40分だけ参加し、10時からの入学式に駆け付けました。ギリギリだったので車で3分で行く予定が、焦りすぎて車の鍵と家の鍵を忘れて家を飛び出してしまい、車の横でそれに気が付いた私は泣く泣く走って学校に向かいました。

通常は教会で儀式があってから学校の体育館に移動して新2年生のパフォーマンスや、担任の先生からの言葉があったりするのですが、今年はコロナの影響ですべてが学校の校庭で開かれました。

一度子供たちは担任の先生と共に自分たちの教室へ。
30分後に外に出てきて親からお祝いプレゼントを受け取る、と言う流れでした。

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渡したとき、気に入ってくれるかなー。どういう反応するかなー。

馴染みのないものはあまり好きになってくれない息子なので多少の不安はありました。

結果は、、

恐竜のカバーは拒否………地味でしかないギンガムチェックのコーンを抜き出して大事そうに抱いている息子。

いいんです。心の準備はできていました。涙

奇抜すぎるものは好きではないんです、我が息子。
大人ウケは良かったんだけどなぁ・・


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