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刺身丼から考えるお金と心の関係

皆さんこんにちは。
FPサテライト株式会社所属ファイナンシャルプランナーの畑野あきこです。

信じられないくらい寒かった3月が終わり、気がつけば新年度ですね。
この記事では3月の家計簿を振り返って感じた、お金と心の関係について書きたいと思います。

刺身丼のお金

家計簿を振り返るときには、「減らす工夫ができた支出はなかったか」「使わなくてよかったお金はなかったか」と思い返すようにしています。

今回3月の支出を振り返ったときに思い浮かんだのは、月末に食べた「刺身丼」のお金です。

我が家は刺身丼をたまに食べます。夫と子どもたちがスーパーで刺身を買ってきてくれて、それを炊いたご飯に乗せるだけの簡単かつ豪華メニュー。

先週末少し気落ちしていた私が「今晩は刺身丼にしよう」と言い放ち、夫と子どもたちはスーパーに。思っていたよりもたくさんのお刺身を買ってきた夫にそのことを聞くと、私に元気出してほしいから沢山買ってきた、と。

その気持ちは嬉しく、また刺身丼もおいしかったので後悔はありませんが、「これ、私が元気だったら発生しなかった出費だな」とふと思いました。

お金と心

少し塞ぎ込んで、ちょっとした贅沢で心を慰めるようなときが、皆さんもあるのではないでしょうか。

たとえば、今日は仕事でストレスがかかったから、帰りにコンビニでハーゲンダッツを買おう!というようなことです。

こうした出費が全部が全部悪い支出だというつもりはありません。自分へのご褒美にお金を使ってもいいと思うのです。

けれども、毎日疲れている、傷ついてるからといってお惣菜やウーバーイーツを使っていたら、当然支出は積み重なります。

お金と心は大いに関係があると感じています。疲れていたら支出は増えがちだし、反対に心が穏やかなときってあんまりものを欲しくならない気がしませんか。

心の安定は、人それぞれの問題です。私はキリスト教信仰があるので、心ははっきりと宗教の領域であると認識しています。そのため、ご相談を受けるときも、心の問題には立ち入らないスタンスです。

けれど総合的に考えていえることは、なんとなく穏やかにいた方が、余計な支出は減らせるな、ということです。

衝動的にお金を使いたくなるときに、心はどうなっているだろうと問いたいものですね。自戒も込めて。ではまた。

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