【フリーランス】無料モニター→有料相談の壁を越えたあの手この手
友人・知人にモニターになってもらった。
でも、その先がつながらない。
これ、ずっと繰り返すしかない……？
資格を活かして、働きたい。
そんな私がはじめて友人にモニターをしてもらって安堵したのもつかの間。
先が見えない。。
いつか稼げるようになるんだろうか。。
活動を始めたばかりのころ、私の頭はこんな思いでいっぱいでした。
そんな中、会社で有料相談を担当させてもらえるようになり、少ーしずつですが収入を得ることが出来ています。
正直それは、環境の影響がかなりでかい。
所属会社様々です。
でも振り返って「これはやってよかったかも」と思い当たることもあったので、今回はその辺りのあの手この手をお伝えしようと思います。
実は先日、駆け出しフリーランスの私が対面ドブ板営業で5人の無料モニターを集めたという実に泥臭い記事を書かせていただきました。
早速ご購入いただいた方から、なんとありがたいコメントまで！
モニター終了後の現在に至るまでのお話も聞いてみたいです！！
というご要望をいただきました（コメント嬉しい）（嬉しくて泣いた）。
このコメントをいただいたこともあり、今回筆を取りました。
コメントをくださったこばこさんのnoteはこちら。
図解セッションのサービスをされているだけあって、記事に挿入されている図がとっても分かりやすい！
私はFPサテライト株式会社に所属し、業務委託としてFPをやっています。
無料モニターを取っていた時期を経て、最近では会社にご依頼いただいた有償のご相談もアサインしてもらっている。
この【無料モニターを取る】という段階から【会社から有料相談にアサインしてもらえる】という段階に至るまでにどうやって動いたかをまとめようと思います。
将来的には、会社に頼らず「私に」相談したいというお客様の力になりたいという気持ちもあります。
けれど駆け出しとして、ご相談を受けて報酬をいただけるゼロイチを叶えられたのは大きいかなと。
今回の話は、私が会社に所属しているということの影響が大きいので記事にするか迷ったのですが、FPに限らず駆け出しフリーランスの人にも応用していただける内容があると考えて公開しています。
無料と有料の壁を越えたい！という人に、是非最後までお読みいただけましたら嬉しいです。
そもそも無料モニターって？
私が言う無料モニターとは、本気で提供したいサービスをとにかく無料でいいからお客様に提供するということです。
具体的に所属会社にはこのようなライフプランニング相談のメニューがあります。
このライフプランニング相談をいずれ有償で受けることを目標に、無料モニターを募っていきました。
とはいえ、動き続けるのがキツかった…！
初期の初期って先が見えなくてこの動きが正解かも全然分からない。
何度も諦めそうになりました。
そんな中でも、私がどうやって動いてきたのか、冒頭にも紹介したこちらの記事にまとめています。
こういった動きをしながら、私がやったこと。
それは「実績化」と「共有化」。
順番にご紹介します。
前提として、FPサテライト株式会社の無料相談のフローに沿って対応しています。(現在一般向けには募集していません)
ご相談者様からは相談時に同意書をご提出いただいており、ここで紹介する実績化および共有化についてはご相談者様の同意をいただいた内容となります。
実績化
たかが「友人に協力をお願いしたモニター」と思わず、見えるように実績化していきました。
noteの記事にも書きましたし、会社の実績ページにも掲載しています。
実績系の記事って、正直noteでは読んでもらいづらい(私の文章力もありますが)。
書いてもすぐ報酬につながるわけではありません。
しかしながら、膨大な時間をかけて対応してきているご相談。
報酬がなかろうと「プロ」として全力で対応してきている。
実施した記録を残し実績にしていくことは大切かなと考えやってきています。
これをFP以外のフリーランスの仕事に適用するなら、
・LPにしっかりと載せる
・スキルマーケットで見てもらえるように形にまとめる
ということになるのではないでしょうか。
共有化
「実績化」で無料モニターを見えるようにした上で、勉強会という形で事例を社内で「共有化」していきました。
所属する他のFPに向けて、同意をいただいたお客様の相談事例をまとめ、3回にわたって勉強会を実施したのです。
準備もある程度必要な上に、報酬はありません。
それでも、他のFPにとっても役に立ちそうだなと思いましたし、意見交換を通じて自分も成長できました。
そしてこの勉強会によって「私はこういう準備をして、こういう考え方をして、相談に臨み、こういう反応を得ている」ということを会社側にきちんと伝えることもできたのです。
会社が、大切なお客様を任せるFPを厳しく選ぶのは当然です。
その基準に達するかどうか判断いただくためにも、「共有する」というのは大切。
見えるようにまとめるだけでなく、必要なところに伝えるというのも大事だったなと感じています。
業務委託とはいえ、”社内営業”的な内向きに伝えて行くことも時には必要。
環境にもよりますが、「アピールして効果的なのはどこか」というのを考えて動いてもいいかもしれません。
1番大きいのは会社に所属したこと
無料モニターから有料相談の壁を越えたことを振り返って、やっぱり一番大きいと思うのは会社に所属したことです。
そもそも1級FP技能士の資格を取った当初、転勤族の私の条件に合う求人が全くないことを悟り、独立してやっていこうと考えていました。
まずはnoteで文章を書き、それを実績にしてスキルマーケットで経済関係の執筆の案件を取ることを目指そうと思っていたのです。
そのときの焦燥感たるや。
全く先が見通せず、マジで夜眠れませんでした。
そのタイミングで今の所属会社の業務委託の求人を知り、即座に応募して今に至ります。
フリーランスのゼロイチは自力だと本当に大変と実感中。
FP未経験の私に案件を任せてくれる今の所属会社には感謝しかありません。
資格の種類ややりたいお仕事の内容にもよると思いますが、ゼロイチフェーズはこういった「組織」「コミュニティ」に頼ってしまうというのも手ではないかと個人的には考えています。
資格取得者に研修や実務経験を積ませてくれる会社もあるでしょうし、ゼロイチの経験を積ませてくれる「助け合い」文化のあるコミュニティもあるでしょう。
「ライティングスクール」のようなところに入り、より実践的なスキルを身に着けて成長を目指すのも手だと思います。
・自分の考えや肌感がずれないか
・初期費用がかかるなら、それを支払うに値するか
という点を慎重に考えつつ、検討されるのもよいのではないかなと思います。
まとめ
今回は、無料モニターから有料相談にアサインしてもらうためにやったことをまとめました。
実績化、そして共有化。
見える形にして、必要なところに伝えていく。
どちらも即座に報酬につながるわけではないことでしたが、やってよかったかなと感じています。
改めて会社に所属しているという環境も大きかったなと。
私自身の特殊事情の影響が大きい話ではありましたが、駆け出しのフリーランスの人に参考にしていただけましたら嬉しいです。
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