カフェ天国すぎて離れられない町　奥沢・緑が丘

2023年11月9日 09:22

私がいま住んでいるのは、いちおう世田谷区。でも数メートル歩けば大田区か目黒区という、境目のエリアです。何もない住宅地なので、どのあたりか説明が難しくて、「自由が丘まで徒歩30分です」なんて言ってました。徒歩30分て…近いのか？遠いのか？感じ方に個人差がありそうなキョリですよね(笑)

何もないと言いながら私が全然引っ越さないのは、穴場カフェの天国だからです。自由が丘はスイーツの町として知られていますよね。でも、本当に熱いのは、その手前にある「奥沢」「緑が丘」なんです。

お休みの日は電車に乗りたくない。メイクもしたくない。本を読むか、ノートを開いて頭の中を整理するか、ぼーっとしたい。だから遠出をする気にはならないし、インスタ映えねらいの人で混みあったカフェとか無理。

私の心の声

こんな人におすすめの、コーヒーのレベルが高く、静かで落ち着く穴場カフェを紹介します。

Okusawa Factory Coffee and Bakes

くすんだブルーの美しい外観と、ガレージを利用した客席がおしゃれ。カフェに厨房が併設されていて、焼き菓子とケーキが充実しています。なつかしい感じの固めプリンが人気なんだとか。私はキャロットケーキとベニエというドーナツみたいな焼き菓子がお気に入りです。おしゃれだけどラフな雰囲気で、海外にありそうなカフェです。

KUDZUNERUYA　（くずねるや）

奥沢の住宅街にある葛（くず）専門のカフェ。オーナーは元オーガニック農家さんで、奥さんの好物である葛湯を作り始めたことから、葛専門のカフェを持つまでになったのだとか。ご友人がデザインされたというロゴや内装が、細部までおしゃれ。明るく光の入る空間が心地いい。葛は体を温め、お腹の調子を整える作用があるのでヘルシーなのもうれしいですね。

大通りから１本内に入った通りにあるから、しばらく気づきませんでした。
こんなステキなカフェができていたとは！

おしるこ葛もち。他にもバラエティ豊かな葛メニューがあって
毎回じっくり考えて選びます。

ONIBUS COFFEE OKUSAWA

ONIBUS COFFEEは中目黒や自由が丘にもあって有名。だけど奥沢店は線路沿いにある小さなお店で、客席もありません。テイクアウトか、外のベンチに腰かけて飲む気軽さが好き。焼き菓子はすべて体に優しいヴィーガン、グルテンフリーもあります。ちょうど砂糖断ちをしていた私ですが、「カヌレは砂糖ではなくアガペシロップを使っていますよ」の言葉に負けて食べました。

コーヒー豆の種類が豊富。パッケージのデザインもかわいいからお土産に喜ばれますよ。

CHANOKO COFFEE ROASTERY

奥沢と言っても、自由が丘駅から５分の距離。なのにそれを忘れるくらい落ち着くのは、山小屋を思わせるウッディな内装と、切株のようなテーブルのせいでしょうか。ガラスドアの向こうには奥沢神社の木々が見えるから、本当に森にいるような気分になります。

切り株を使ったテーブルで食べる、自家製のキーマカレーが本当においしい。
マスターがカレー好きすぎてメニュー化したのだとか。

CAFÉ IKANIKA PRIVE

以前は自由が丘にあったCafe Ikanikaが、最近、緑ヶ丘に移転しました。メニューは完全なベジタリアンではないけど、野菜を中心としたお食事です。季節の野菜の「すりながし」が本当においしい。新しいお店はコンクリートの壁で、なんかだ男子の好きがつまった遊び場という印象。1人で静かに過ごしたい日におすすめです。

おしゃれ男子の部屋って感じ。こだわりのアートや本が並んでいて見てるだけで楽しいです。

いかがですか？カフェ好きな人はぜひ遊びにきてくださいね。次の引っ越し先の候補になるかもしれませんよ。

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