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「広く浅く」の良いところ

私は多趣味な人間です。
「広く浅く」なタイプです。
さっとあげるだけでも、
ピアノ、水彩レタリング、プチガーデニング、
手帳、文具、読書、
ソフトバレー、エクササイズ、ヨガ、
カラオケ、カフェ、散歩、デザインなど。

最近はできてないけど、過去には
吹奏楽やバンド、トランペット、ゲーム、ラーメン食べ歩き、プロレス観戦、
ブログ、ファッション、コスメなどなど…
ジャンル問わずに、いいなと思ったことは
とにかくやっていました。

趣味だから、上手でなければならないわけではないのですが
どれも「脱初心者」くらいのスキルです。

なので自分よりも上手な人、センスのある人を見ては
「いいな~羨ましいなぁ…私も頑張らなくちゃなぁ…」
と思い、一人でへこんでいることも多々あったのです。

そして、いつのまにか「広く浅く」に
ネガティブなイメージを持っていました。
どれも中途半端だ…飽きっぽい証拠なのかな、と思ってしまうようにもなっていました。
一つのことに長けている人がすごく眩しく思えて、仕方がなかったのです。

最近、ピアノがうまく弾けない日が続いています。
ピアノは幼少期から大好きなことだし、
今もレッスンを受けていて、レベルアップの挑戦をしているわけですが
弾けるまで毎日地道に練習するほかありません。

これ、メンタル的に辛いんですよね。
自分との戦いってやつです。

こういうときって、がむしゃらに弾いてもさらに凹むだけ。
私はあえて
「今日はもうピアノは弾くのはやめよう、空いた時間で水彩でも描こう」
と、他の好きなことに切り替えています。

ピアノ以外でも
「晴れてるから、雑草を抜いてしまおう」
「午前はバレーで体を動かしたから、午後は買い物のあと読書でもしよう」

と、その時の自分にあった「好きなこと」をすることで
気分もからだもリフレッシュできていることに
気付いたのです。

先程のピアノのように、
ひとつのことがうまくいかずに、少し辛くなってしまっても、
「それが全てではない」と考えることができて
ひどく落ち込むこともなく済んでいます。

他に居場所があるから、そこに行くだけ。

居場所がひとつしかないと、その場所がダメになったら
苦しくなってしまうけど…

自分で何か所か作っておけば、ふらーっと行って
ふらーっと帰ってくることもできます。

最近では、バランス良く好きなことができていて
気持ちの切り替えもできるようになっているから
「広く浅くも良いことだなぁ」
と、思えるようになりました。

息子にも、勉強だけやりなさい!!と言うのではなく
勉強も、ピアノも、スポーツも、遊びも、ゲームも、
いろいろとやっていいんだよ!と言えるようになりました。

勉強がきつくなったら、運動してリフレッシュすればいい。
運動をすることで脳も活性化するから、その後の勉強効率もあがる。

足が他の子より遅くて、バカにされたとしても…
ピアノのコンクールで入賞できる実力があるんだから大丈夫。

ゲームで経験値をあげると強くなることが
数値でとらえられるようになったなら
次は実際に勉強やスポーツ、ピアノでそうしてみればいい。

やっと
「広く浅く」も良いものだなぁ
私はこれでいこう!!と思えるようになりました。

嬉しいです。いただいたお気持ちは、感謝の気持ちを上乗せして循環させます♪