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キャリアと人生の幅を広げてくれたもの

こんにちは。日本秘書大学の髙木明子です。

突然ですが、みなさんは、昔苦手だったけれど今はできるようになったことはありますか?きっといろいろあると思います。私もたくさんあります。

今日はその中で私が最も苦手だったことで、できるようになるのに最も苦労して、でもできるようになって最もよかったこと、についてお話したいと思います。

料理?

料理ではありません。英語です。

料理は今でも苦手です。できることといえば、目玉焼きか、カットわかめでお味噌汁を作るくらい。「料理を難しく考えすぎ」「適当でいいのに」とか言われますが、その「適当」がわからないのです。

そしていつも思うのが、これは英語に似ているなと。
英語についてよく耳にするアドバイスに「難しく考えすぎずに気軽でいい」とか「適当に単語を並べたらなんとかなる」というのがありますが、英語が苦手な人にとっては、それこそが難しいのでは、と。私も以前そうでした。

かつての私は英語が大の苦手

高校時代、私の英語の成績は赤点でした。本当です。
覚えることがたくさんありすぎるし、ルールを守らないといけないし、間違えたら指摘されるし、"This is a pen."はいつ使うのかわからないし。難解すぎる英語にやる気も起きず、やらないからどんどん苦手になり、キライでした。

でも高校生の頃にハマって読んでいたマンガが、ニューヨークのマンハッタンを舞台にした青春ストーリーで、それに憧れて、その主人公たちと英語で会話している自分を空想しては、英語が話せるようになりたいなぁと夢見ていました。

やっぱり苦手?

夢を見すぎてその後アメリカ留学を決意し(当時の英語の先生にはだいぶ心配されました)、高校卒業と同時に渡米。先生の心配は的中し相当な苦労がありましたが、なんとか滑り込みで大学に入り、それなりには英語がわかるようになり、5年間かかったもののどうにか卒業。帰国後は、英語力を強みに外資系企業に就職し、外国人付き秘書としてキャリアを積み重ねてきました。今では英会話の講師とコーチングも行っています。

・・・と書くと、ちょっと感じ悪いですよね。ハイハイ、よかったですね、と鼻につく感じ。ですが、実のところ、今でも英語は得意ではありません。

相変わらず聞き取れないことは多々あるし、知らない単語は山ほどあるし、ヘンな言い方もしているはずだし、、。おそらく一生かかっても英語が"得意"になることはないように思います。私の英語は常にハッタリと度胸で、いつもドキドキしながらギリギリセーフ綱渡りの繰り返しなのです。

得意ではないが苦手でもない

そんなふうに英語と向き合い20年以上が経ち、数年前に、あるきっかけから気づいたことがありました。「難しく考えすぎない」「単語を並べるだけでいい」の真意です。そういうことか!と理解できるようになってからは、英語に対する気持ちが楽になりました。英語が辛くなくなりました。怖くなくなりました。学生時代から囚われ続けた英語の呪縛からようやく解放された気がしました。長かった!

それ以降、日本秘書大学の英語コースでは私の実体験をもとにそこを重点的にお伝えするようにしています。自分と同じように英語に苦しんでいる人たちに、そういうことか!を共有し続け、ご契約いただいている企業様からもリピートのご依頼をいただけるようになりました。

英語が得意かと訊かれたら答えは今でもNoです。ただ、英語と向き合い20年以上を経て(学生時代を入れたら30年以上!)、少なくとも「苦手ではない」と今なら答えられます。

英語には長年苦労させられましたが、英語のおかげでキャリアと人生の幅が広がったことは間違いない事実です。

高校時代にハマったマンガに感謝!「CIPHER」いつか読み返してみたい。

最後に

日本秘書大学では、4月からの英語のSPEAKINGとWRITINGの12回コースが始まります。3月に無料体験レッスンを4回行いますので、ご興味を持ってくださった方はお気軽にご参加ください。詳細はこちらより。
https://japan-hisho-academy20230318.peatix.com/

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