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秘書はAIにとって代わられる?

こんにちは。日本秘書大学の髙木明子です。

今日は、秘書は今後AIにとって代わられるのか、という議論についてお話したいと思います。

時代の変化は常に起こっているもの

秘書の仕事はAIにとって代わられるのかという議論は、ここ数年よく耳にします。また、多くの秘書様方が将来の職に不安を感じているように思います。しかし、歴史を振り返ってみると、時代の中で変化は常に起こっていて、似たようなことを私たちは日々の生活の中で体験してきています。

職場だけでなく家庭の中でも。
例えば、、、

ほうきが掃除機になりお掃除ロボットになりました。
お買い物は出かけなくてもネットでできるようになりました。
炊飯はかまどから炊飯器になりました。
調理は便利な器具がやってくれます。
食器洗いも手作業から機械になりました。
お風呂はボタン一つで沸かせるようになりました。
お洗濯は手洗いから洗濯機になり乾燥までやってくれます。

なんて便利な世の中!

役割はなくなる?

ここで考えてみましょう。

家事がロボットやネットにとって代わられたので、お母さんの役割は消えてなくなったでしょうか。

お母さんはロボットやネットを活用することで、、、
家族との会話の時間が増やせて、
子供の相談にも向き合える時間ができて、
仕事にも出かけられるようになり、
睡眠時間が充分とれてイライラが減り、
習いごとや趣味にも時間を使えるようになり、
余裕ができると周囲に優しくなれて、
地域や学校と関わる時間ができて社会と繋がれて、
お母さんが笑顔でいると家庭が明るくなり、、、。

あらためて。
お母さんの役割は何でしょうか。そのための手段は何でしょうか。

ここで話を戻して問い立てです。
秘書の役割は何でしょうか。その役割を果たすためには、どんな手段や方法があると考えられますか?

いろいろなことが頭に浮かぶと思います。浮かんだことは人によって異なっているかもしれません。そしておそらく、それらは全て正解なのではないかと思います。

考えること・行動すること

従来のように一つの正解を求めて学び行動してきた社会から、時代が大きく変わろうとしていることは事実で、ダイバーシティ&インクルージョンとテクノロジーの進化が加速する世の中で、こうすれば正解!という万能解は誰も持ち合わせていないと思います。また、人によって、状況によって、正解と思われるものは複数あるものだと思っています。

大事なのは、何が正解かが分からない状況の中で、未来に向けて今の自分に何ができるか、どうなりたいか、そのためにどんな行動を起こすか、を自ら考えて実行すること。

昨年、株式会社ぐるなび「こちら秘書室」様主催の秘書セミナーにて、「AIにとって代わられない秘書になるためには」というテーマで講演をさせていただきました。このときはウェブセミナー形式でしたので、画面に向かって一方通行のお話しかできませんでしたが、そろそろ対面で、秘書さんみんなで集まって、このテーマを一緒に考えてみたいなと思っている今日この頃です。

最後に

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