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「卵と壁」というタイトルで、多様性についてのあれこれをお話します

今回は少し文字を添えて。

9月に「ハッカーライフラボ 」チャンネルのイベントとして、ちょっと変わった多様性についてのお話をすることになりました。

川口さんがこの企画のことをブログに書いて下さったので、わたしも頑張らねば!と思い、こうしてnoteに記事を書いております。

川口さんからは、「多様性というテーマにあんまり普段は興味を持っていない、特に僕と同じような技術系のバックグラウンドの人や管理者・経営者の人にぜひ来てもらいたいと思っています。」というメッセージがありました。

同じように、わたしからは、技術系とかは問わず、「これからの女性のみなさん、いままさに大変な時期の保護者の方、男女問わず歳を重ねていこうとするみなさん」に来ていただきたいと思っています。

実のところ、この企画が上がった時、川口さんに対してわたしがちっぽけすぎて、非常に悩みました。(おまえ誰やねん!とか、どこで川口さんと関係があるの?と思われるかもしれませんね)

今回の話は今までの中ではわたしにとってもかなりネガティブな面、経験をお話することになるので、このあたりも正直悩みました。

そのあたりを、4コマに書いてみました。

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年代、時代のせいもあるかもしれません。
でも、わたしには、「わざわざ目立つようなことをしてお話する」こと自体がなかなか受け入れられませんでした。
信じられない方もいらっしゃるかもしれませんが、「男性よりは控えめに」という気持ちも常にありました。
とりあえず自分はあとまわし。

少なからず、そういった想いをしている女性がいるのでは?と思います。

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でも、「わたしと一緒にお話をしてみたい」と選んでくださったのは川口さんです。なんどもわたしが折れそうになったり、ちゃんとお返事ができないことが続いて大変ご迷惑をおかけしてしまったのですが、それでもやりましょうと言ってくださいました。

だから、それを信じてやってみます。

そして、このコロナ禍でのこと。
だんだんと、周りの仲間たちもリモートワークに慣れてきました。

そこで、「通勤で体力を消耗しないし、メリットデメリットありますが、工夫の上で生産性も上がってきました!」というポジティブな声もだいぶ上がるようになってきました。

でも、本当にそうなのでしょうか?
わたしはそんなことはありませんでした。

もちろん、リモートワークは以前からの希望でしたが、やってきたものは「コレじゃない」でした。

家族や子どもたちに気を配りつつ、食事や学校の用意もし、わたし自身の仕事での成果も出さなくてはならない、私自身の健康も守らねばならないといった何重かの負担を抱えた上でのリモートワークでした。

こんなことは贅沢で、リモートワークであっても、お仕事を続けられるということはまだまだ恵まれているのでしょう。

それでも、です。

「家族と触れる時間は増えてよかったです!」「逆にプライベートの時間が増えてなんとかなっています!」
ほんとうに、そういうポジティブな声ばかりの中なのでしょうか?

慣れればそんなに不便は感じられなくなるかもしれない。
でも、たしかに大変なのです。

ただ、社員、お仕事をしている方々の中では、そういう境遇の方が少ないために、そんな意見を出しにくかったり、そもそもネガティブな意見が出しにくい状況になってしまっているかもしれない。

これはいいことなのだろうか?

同情してほしいとか、助けてほしいとかではないのですが、「言わなければ、きっとこういう大変さは伝わらないんだろうな」という気持ちが大きくなってきました。

そんなことが積み重なって、「ああ、やはり話すことはなにか意味があるのかもしれない」と思えるようになり、一歩前に踏み出すことにしました。

答えを出すイベントではなく、みなさんがそれぞれ受け止めたり、考えていただけたらなあと思っています。

よろしければ、ぜひ!ご参加お待ちしています!


たくさんの記事の中で、目に留めてくださってありがとうございます! 気に入っていただけたら嬉しいです!