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③謝る時に大切なことその2。相手に自分が何をしたか説明すること

②の記事やワークで、ちょっとやってみましたね。

シンプルに、自分が相手に何をしたのか、の説明です。

相手の言葉を使うのは、
自分がしたことの説明をするときに、言い訳や
矮小化(実際よりことを小さいく、たいしたことないように見せる)するのを防ぐためです。


相手の立場に立つ、だと自分視点から抜けられない

相手の立場に立って、とよく言いますが
それだと”自分ならどうするか”なので、自分視点が抜けません。

相手の使った言葉を使うことで、
あなたが相手にしたことはなんだったのか、が理解できます。

言われた時点で理解していると思うかもしれませんが、出来ていません。
自分の加害性に直面するのが嫌なので、理解しないように蓋をしています。

「痛い思いさせてごめん」ではなく
「私がよそ見していて、ぶつかってごめん」

「不快にさせてごめん」ではなく
「あなたの言うことを、しっかり受け取っていなかった。その積み重ねで、あなたが嫌なことを何度もしてしまって、ごめん」

「寂しい思いさせてごめん」ではなく
「あなたなら許してくれるだろうって、雑にしていた。約束を破ってしまってごめん」

「不快にさせたなら謝ります」ではなく
「あなたがすごく嫌だったと言っていたのに、”大したことなくない?”って雑にあつかってごめん」

これ言うの、すっごい苦しいです。


でも相手の言葉を使う意味は、くりかえし説明した通り
相手の感じた衝撃や傷つき、イヤ感を正確に、
等身大に理解するためです。

なので、相手を理解したい、大切だと思わないとやってられないところではあります。



ワーク

人から「そうじゃなくて!」「悪かったっていうけど、何が悪かったか分かってるの?」
と謝罪を受け入れてもらえなかった時のことを思い出してみてください。

あなたは相手に、自分のしたことを相手の言葉で説明していましたか?
出来ていなかったと思ったら、相手の言葉で自分がしたことを説明してみましょう。

結構苦しくなるかもしれないので、
無理はせずにね!

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