女性の理想とするライフコースの変化
国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(2021年実施)に興味深いデータがありました。
18~34歳の未婚者を対象とした調査で、「女性が理想とするライフコース」は、男女ともに「仕事と子育ての両立コース」が最多になっています。
そして「専業主婦コース」の右下がりっぷりもすごい。また興味深いのは、女性の「理想」は両立コースですが、「予想」の最多は非婚就業コースだということですね。結婚しない(できない)だろうと思っている人が多いということですね。ちなみにこれは大学現場でのハダカンとも合致します。
こういう意識の人たちに、子育て支援の充実をアピールしても他人事にしか思えないでしょうね。今社会に必要なのは、子育て支援ではなく、両立支援だという想いを強めました。
ヘッダー写真は、ふと思い出した「ポテサラ論争」より。
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