コロナとの長期戦を前提にビジネスモデルを考えた方がいいかもしれません
コロナウイルスとの戦い、いつまで続くでしょうか。この数か月のあいだに全世界で200万人以上が感染しています。そう簡単には終息しないでしょう。むしろ、すぐにおさまっていく方が不自然です。これは悲観論におもえるかもしれません。ですが、ビジネスを考えていく上では最悪の状況を踏まえ、リスクヘッジをそなえておかないと立ち行かなく可能性があります。
実際に2022年まで断続的に行動制限が必要になるという予測も発表されました。
こうなるとオリンピックの再延期もありえますし、2~3年の経済の大停滞は確実です。
っで今どういう状況かというと、数か月この状態が続くと「中小企業をつぶれてしまう」「飲食店が立ち行かない」なんて声であふれています。
でも、もしこの状態が1~2年つづくという前提に立ったら、ビジネスモデルを変えるしかないです。「簡単に言うなよ!」っておもうかもしれないけど、ビジネスの1つのおっきな前提条件が変わったと思ってモデル転換を考えるべきです。
だって、オフィス街に人がいないのにオフィス街の飲食店に人が来るわけないですよね。それが1~2年続くとおもったら、方法転換しないと。賃料の安い地方でデリバリー中心の店を開くとか、別の仕事をするとか。
現状維持のスタンスで終息を待っていては、すぐにお金が底をつきます。100万や200万円の国や都道府県からの支援だけでは到底足りません。それに、国も全国の中小企業にずっとお金を渡すなんてことはできません。予算は無限にない。あくまで短期対策です。
コロナウイルスの影響は甚大で、ほんとに悲痛な思いをされている方が多くいます。旅行業、飲食店、ライブハウスなど、コロナの影響が大きい仕事の方はほんとに大変です。ですが、「国への支援を求める」なんてスタンスはやめておいた方がいい。ビジネスの前提が変わったと考えて、なんとかこの状況での収入源を見つけないと。
一方で、クラウドファンディングの動きも出てきました。例えば、この「ミニシアター・エイド基金」。
全国のミニシアターを経済的に支援しようと3日間で1億円が集まりました。3日で1億ってすごい額です。ただ約80団体の映画館が参加していて、これを1億で割ると1団体あたり125万円です。これも短期的な支援になってしまいます。助け合いの寄付はすばらしいことですが。
コロナが終息するのを待って、とか言っているとなっかなか終息が来ないかもしれない。そうなるとビジネスの前提がゴロっと変わります。別のやり方でお金を稼ぐ方法を考えるべきではないでしょうか。
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