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Airbnb、信頼性向上のため評価が4.9以上の「ゲストチョイス」マークとAIツールを導入

サム・アルトマンが親友のAirbnb CEOブライアン・チェスキーのポストをリポストしたところ、ネガティブフィードバックを多くもらってしまった件についてNoteをかいたばかりですが、Bloombergの「Airbnb to Debut ‘Guest Favorite’ Listings, AI Tools in Reliability Push」という記事にブライアン・チェスキーの信頼性向上の施策について書かれています。Airbnbの改善案はUI/UXに留まっていないので乞うご期待です。

前回の記事には、ホスト目線から見た抑えるべきリスティング選びのポイントをリスト化していますので是非ご覧ください。↓

Airbnbは、アプリ上でのリスト品質を高めることを目的とした製品のリフレッシュの一環として、新機能と人工知能ツールを展開します。


平均4.9星以上の「優れたレビュー」に「ゲストチョイス」ラベル

水曜日に発表された変更の一環として、平均4.9星以上の「優れたレビュー」を受け、ホストによるキャンセル率が1%未満のリストには新しい「ゲストチョイス」ラベルが付けられると同社は述べています。これは、レンタルが顧客サービスの問題が少ないことをユーザーに示します。Airbnbによると、プラットフォーム上の700万以上の家のうち200万がこのラベルの対象となり、資格は毎日更新されます。

早々に、筆者のリスティングにも「ゲストチョイス」マークが掲載されて多おります。

おうちホストの特権!写真を分類する新しいAIツール

ホームシェアリングホストは、部屋ごとに写真を分類する新しいAIツールを導入するとともに、滞在期間、旅行者数などの詳細を含むレビューのセクションで、レビューアーとその旅行についてのコンテキストを提供します。

この更新は、Airbnbの定期的な冬の製品リリースの一部として行われるいくつかの更新の一つで、どの物件とホストが最も優れているかを「より透明にする」と、最高経営責任者(CEO)のブライアン・チェスキーはインタビューで述べました。同社によると、初めてAirbnbを利用するゲストの23%が低評価の家を予約しており、チェスキーはこの透明性により「最良の物件が勝利し、そうでない物件は、予約を続けるために改善するか、価格を下げるかしなければならない」と言っています。

短期滞在より長期滞在を優先

これらの変更は、ホテルとの競争の増加や、短期レンタルから28日以上の長期滞在の予約への移行など、パンデミック後の旅行パターンの変化に適応するため、サンフランシスコに本拠を置く企業が今年行った一連の改善策の最新のものです。

Zunのリスティングにもコロナ禍には多くのビッグテックやスタートアップのエンジニアたちにリモートワークの拠点として長期滞在に利用していただきました。

「釣り替え詐欺」に遭う客を防ぐ

Airbnbのレンタル数は予約数を上回る速度で増加しており、同社は品質、一貫性、手頃な価格の面で伝統的なホテル滞在と競合する方法を見つけなければなりませんでした。

同社は今年初めに、Airbnbの部屋がより競争力のある料金を設定するのを助ける価格設定ツールを導入しました。また、秋にはすべての部屋のリストを検証し、その場所の正確さを確認することで、「釣り替え詐欺」に遭う客を防ぐことを約束しました。筆者のところにも良く、「シリコンバレーのプール付きのマンションであるはずがプールもなければ治安も悪い場所にあった」という相談が舞い込み、そのたびにAibnbサポートに連絡していました。

信頼性はAirbnbの「最後のフロンティア」

顧客サービスの向上に加えて、信頼性はAirbnbの基本的な問題を解決するために必要な「最後のフロンティア」の一つであるとチェスキーは言い、「私たちの能力と技術がそれを実行するためにようやく追いついた」と付け加えました。

「Airbnbにチェックインすることは「真実の瞬間」とよく表現されます。予約した家が期待に応えるかどうかがわかります」とチェスキーは声明で述べました。「あまりにもしばしば、それは期待に応えません。」

AI導入はますます進む模様

ブライアンはアナリストや投資家から新しい収益化の機会について質問されこの様に答えています。「新しいベンチャーに進出し、新しいものを立ち上げる準備ができており、タイミングは文字通りこれ以上ないほど完璧です」とチェスキーは言い、「新しいテクノロジー、インターネットのようなものが登場したときが、何か新しいものを創造する最良の時です。AIは明らかに桁違いに大きなものになるでしょう。」

AIの勉強のためにサムのところに熱心に通っている模様

その様子は、下記のNoteにまとめてありますので、併せてごらんください。

筆者の二つのリスティングへのリンクはこちらからどうぞ↓


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