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画像生成AIでおなか一杯になってきた

AIに食われるのを避けた結果がこれだったのか!?」この記事でpixivがAI美少女だらけになっていた話題をしましたが、adobeストックもすでにAI生成画像だらけになっていました。

adobeストックのフィルターにAI登場

そういえばMidjourney使い始めてからと言う物めっきりイメージ素材サイトで検索する機会が減りと言うか皆無になっていました。今朝方「主人公のエレンの肩に乗る妖精」をMidjourneyに描かせようとしてうまくいかないので1年ぶり位にadobeストックに行って見たらフィルターに「画像生成AI」と言う項目ができていました。選択肢は以下の3つ。

  • すべて

  • 画像生成AIのみ

  • 画像生成AI除外

手書き、画像生成AI混在の状態はこんな感じ

フィルターを掛けていない場合でも体感画像生成AIが描画した物が目立ちます。同じプロンプトを入れて生成しても画風が数パターンしかないので直ぐにAIの描画した物だと分かります。

画像生成AI除外にするとしょんぼりした感じが否めない

Midjourney慣れしてしまった目に写った手書きイラストに稚拙感を感じてしまい申し訳ない気持ちも同時に沸いてきました。「画像生成AIに毒され申し訳ない!」と言うすまない感覚。

「画像生成AIのみ」でソートするとそこにはいつもの….

Midjourneyで画像生成をする時はDiacordというチャットツールのスレッド内でプロンプトを入力します。newbies-29とかnewbies-59などどいう頭に
newbies-が付いたチャット部屋で生成します。その部屋のチャット欄は飛ぶような速さで各々が生成して描き出した画像が表示されていきます。「画像生成AIのみ」でソートしたAdobeストックの画面が正にMidjourneyの描き出し部屋さながらの様相を見せていました。

クリエイティビティが枯渇した世界に様変わりしてしまった

全ての画風を食い尽くしそして人気絵師の画風の絵が量産されそして誰も残らなかった。という状態ですね。
今までは「味」とか「ヘタウマ」と言う言葉でそれなりの需要があったイラストも世界中のありとあらゆる作家の画力を食い尽くした画像生成AIの描画絵の前には「子供の絵コマンドか?」と見まがうほどのしょぼさが悪目立ちします。我々の目さえも圧倒的な画力を顕示する描画絵を見過ぎてもう戻れない状態です。

これは画像生成AIの未来にとっても由々しき事態

手書きの生身の人間作家が新しい画風、新しい描画手法を生み出して行かなければAIの進歩もとまります。大量に食いまくってここまで進化した後は焼け野原にまたクリエイティビティが芽を吹くのを待つしかないところにきてしまいました。

画像生成AIの未来のためにクリエイターを育てよう

正直危機感を覚えています。筆者は画像生成AIが食べた数だけのロイヤリティを絵師さんに支払い、それを励みに個性的な絵師さんがどんどん生まれる世界を思い描いています。
United Artists for AIメンバーシップに加入いただき一緒に「https://note.com/akikito/membership/boards/a1c1465bb54e/posts/6c1d242aac0f」考えていきませんか?

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