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OpenAIがインディーゲーム会社を買収

2023年8月17日、OpenAIはソフト開発の米グローバルイルミネーションを買収したと発表しました。「GPT-4と一緒にOpenAIが破綻を免れる方法を考えてみた」というNoteを15日に書いたばかりなので、この記事にひょっとしてZunの意見も反映されてる?いや発表は僅か2日後なのでこの話はもっと前から進んでいたはずです。以下OpenAI公式は発表を解説していきます↓

Global Illuminationとはどんな会社?

Thomas Dimson氏、Taylor Gordon氏、Joey Flynn氏によって立ち上げられたGlobal Illuminationは、2021年の設立以来、様々なプロジェクトに携わってきました。VCのParadigm、Benchmark、Slowの支援を受けたGlobal Illuminationのチームは、InstagramやFacebookだけでなく、YouTube、Google、Pixar、Riot Gamesで早くから製品を設計・構築してきました。

このスタートアップのプロジェクトのひとつが、Next.js、Typescript、React、WebAssemblyなどの技術を使用してWeb用に構築されたMinecraftのようなオープンソースのサンドボックスMMORPG「Biomes」です。

MMORPG「Biomes」はこんなゲーム

YouTube動画を見ると中々可愛いですね。マイクラ見たいな超ローポリゴンだけどピュア系厨二病の理系の大人が喜んで遊びそうな感じにほっこりします。と言うか親近感しかありません。

MMORPG「Biomes」のリポジトリ公開

厨二なおしゃれ感というか、大人になれなかった理系大人の西海岸の隠れ家感満載でキャラがいいです。

こんなインディー感満載のゲーム開発してるチームの買収でメジャー狙えるのかとも思われますが、筆者はOpenAIのそこはかとないインディー感が大好きなんですよね。

以下、リポジトリも置いておきます。Undertaleとか好きな(チャイルディッシュな)大人ならドはまりしそうなテイストです。

一方OpenAIの累積赤字は増える一方

下記のThe Informationの記事によると、ChatGPTが世界的な名声を得る一方で、OpenAIは昨年、その開発に5億4000万ドル以上を費やしました。この開発費用は、Googleから主要なメンバーを採用したことなどにより、損失が約5億4000万ドルに倍増したとされています。この数字は、チャットボットへのアクセス販売開始前の期間の機械学習モデル訓練の高額なコストを反映しています。

しかし、昨年の売上は3,000万ドルに過ぎず、OpenAIは商業的な成功を求められています。2月にチャットボットの有料バージョンを立ち上げてから数週間で、収益は数百万ドルに達するペースになりましたが、今後もそのコストは増加すると見られています。この資本の流出を受けて、CEOのSam Altman氏は、今後数年で1000億ドルを調達する可能性があると非公開で示しており、人工一般知能の開発を目指しています。

世の中にインディー旋風を巻き起こしてください

筆者はOpenAIはメジャー処を狙わなくても開発陣各々の理想郷を狙い、それに賛同したユーザーが利用したらいいものなんじゃないかとおもっている派なのですが、何故か日本の2大ユニコーン、Zホールディングスや楽天ホールディングスをはじめ地方自治体とかが取り入れているんですよね。
Microsoftも巻き込んじゃったし、もう後にはひけません。

日本ではあまり話題になっていませんが本国では?

本日xでOpenAIがトレンド入りしていましたが西海岸界隈ではOpenAIのGlobal Illumination買収の話題でもちきりでした。

https://twitter.com/search?q=OpenAI&src=trend_click&vertical=trends

サム・アルトマンもこのようにPostしています。


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