OpenAI、結局元のさやに戻った事を公式が発表しサム・アルトマンが説明
公式発表をサム・アルトマンがリポストしています。
グレッグ・ブロックマン社長も続いてポストしています。
そしてCTOのミラ・ムラティ氏もポストしています。
イリヤ氏は人間の宝石 by サム・アルトマン
OpenAIの公式ブログで、サム・アルトマンはこのように書いています。
イリヤ・サツケヴァー氏がサム・アルトマンを排除しようとしたには、それ相当の理由があるだろうとイーロン・マスクは語っています。その動画を引用しイーロンの語っている事を文字起こしして添えたポストがありました。
今回のアルトマン事変が何だったかを物語るポスト
結局のところはやはり、アダム・ディアンジェロ氏の私怨だったって事が明確化されたポストをサム・アルトマンはしています。
Poeのサービスを丸パクリされたのはアダム・ディアンジェロ氏にとってはとても辛い事だったと思われます。ChatGPTに同等のサービスをされたら勝ち目はありません。しかもそれを、やってもいいかどうか彼に相談していなかったのでブチ切れた?とも取れます。
サムはさらっと「記録のために言っておきますが、アダムは常に私と取締役会に対し、対立の可能性について明確に説明しており、必要に応じて必要なことは何でも行い、必要にdo (て自らを辞退し、もし私たちがそうであると考えた場合には取締役会から去ることさえ申し出ました。必要)この状況を適切に管理し、矛盾した意思決定を回避するために。」と言ってますが、弁舌が立ちすぎるためアダムを丸め込んだともとれます。
まあ、サムにかかれば誰も勝ち目はないでしょう。
サムに丸め込まれ無理やりこっちに引き込まれた感が否めない
サム・アルトマンはアダム・ディアンジェロ氏がPoeを立ちあげた時には、Xでそれを紹介してエールを送っていました。それを見て筆者もNoteで紹介しました。Poeの小さいLLMsを作成して販売する事ができるというアイデアをパクってGPTstoreを作ってしまった以上、アダム・ディアンジェロ氏を取締役会から外してしまったら大いなる敵に成長してしまう事を察して是が非でもとどまらせる戦略にでたのでしょう。
は?クオラよりMicrosoftが上顧客ですよね?
外野はそこを不安視しているようです。
反逆者アダムと感謝祭を過ごし、丸め込もうとするレイヤーの上の方に位置するその戦略性は、サムとグレッグを直ぐにMicrosoftに迎え入れた上、OpenAIの社員全員即面倒見ると明言してオフィスの準備にかかっていたサティア・ナデラ氏の上を行くかもしれませんね。
以前、Poe立ち上げの時にサムがポストしていたので、それを紹介したNoteはこちらです。合わせてご覧ください。
サム信者のリポストがすさまじい
もうこうなると、アダム・ディアンジェロ氏は裏切り者の烙印を押されながら取締役会に居てもとても居心地の悪い事になりそうですね。
人間関係のスマートな構築の仕方をこの度のアルトマン事変で学ばせてもらったような気さえしてきます。
それだけじゃないだろ、理由は
取締役会がサムを首にした本当の理由がアダムの私怨だけって事に納得のいかない外野の突っ込みリポストがこちら。
引退してもらった取締役員に感謝
OpenAI の 900 億ドル相当を消滅させた取締役会に感謝?
こんなリポストもありますね。
まだMicrosoftからは取締役会に参入していないが
それを予告するポストも見られます。
Microsoftは議決権のないオブザーバーの席を取得
Microsoftは、OpenAIを管理する非営利理事会でも議決権のないオブザーバーの席を獲得すると、同社は水曜日に発表しました。
「投票権のないオブザーバー」として取締役会に加えることは、ハイテク巨人が会社内部の様子をよりよく知ることができるが、重要な決定において正式な投票権を持たないことを意味します。
Microsoft は OpenAI への主要投資家であり、非営利理事会が管理する営利団体の株式の 49% を保有しています。今までは、そのボードを参照することはできませんでした。このため、アルトマン氏が解任されたときは大きな驚きが生じ、急速にテクノロジー業界で最も重要なパートナーシップの1つとなった提携が脅かされました。
Microsoftの広報担当者は、同社の誰がオブザーバー席に就くかについてコメントしていません。
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