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ついにイーロンはTwitterに決済機能を追加する

昨日のこのイーロン・マスクのtweetを解読するとTwitterのWechatの様なスーパーアプリ化をもくろんでいる様に見えます。

イーロン・マスクのツイートによれば、Twitterもまたこのような方向に進む可能性があります。彼の言葉からは、「全ての金融世界を運営する能力」をTwitterに追加するという野心的な計画が見て取れます。これが実現すれば、Twitterは単なるソーシャルメディアプラットフォームから、ユーザーの生活のあらゆる側面を統合するスーパーアプリへと変貌を遂げることになるでしょう。


何故イーロンがTwitterのスーパーアプリ構想をこころみているのか?

TwitterはX社に合弁して無くなり、Xホールディングスとなりました。これは裁判で明らかになった事実で、TwitterはX社に合弁したのです。X社はX1、X2、X3の3つの会社から成り立っており、それぞれが異なる役割を果たしています。X1はイーロン・マスクがCEOを務め、X2は別の人がCEOを務めています。X3はXホールディングスのキャッシュフローを担当する会社です。

イーロン・マスクがTwitterをスーパーアプリに変えようとしている理由は、彼が以前に立ち上げたx.comの構想と非常に似ているからです。彼はペイパルという決済システムで成功を収め、その経験を生かしてTwitterにも決済システムを導入しようとしています。彼は2023年の1月に決済システムを取り入れるためのライセンスを申請済みです。

スーパーアプリとはなにか?

スーパーアプリとは、一つのアプリの中に色んなオプションが入っていて一つで完結するシステムのことを指します。特に、中国や東南アジアなどの国々でこのようなスーパーアプリは普及しています。その背景には、早期に進んだキャッシュレス決済と、PCからモバイルへの移行が速かったことがあります。

スーパーアプリのメリットは、新たな事業を低コストで展開できることです。新しいサービスを提供したいときには、ミニアプリを追加するだけで済むため、開発期間と人件費を削減できます。また、既にスーパーアプリを利用しているユーザーが母体として形成されているため、新規のサービスへ誘導しやすいです。

イーロンのスーパーアプリ構想は成功するのか?

イーロン・マスクのスーパーアプリ構想が成功するかどうかは、どのように決済インフラを実現するかにかかっています。現在、ドージコインは訴訟を起こしています。その時、Twitterはドージコインをカボスちゃんの顔に変えたが、それが良いイメージを持たなかった経緯もあります。

しかし、イーロン・マスクがペイパルで成功を収めた経験を考えると、彼のスーパーアプリ構想が成功する可能性は十分にあります。決済システムを取り入れることで、ユーザーの離れにくさを増すことができます。また、スーパーアプリ化により、新たな事業展開が容易になります。

下記にTwitterがXになり今度の事業展開について詳しく解説している動画があったので共有しておきます。


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