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幻のChatbot:GPT2について再び口にしたサム・アルトマン

短期間の公開で直ぐに公開を取り下げてしまったGPT2についてまたまたサム・アルトマンがポストしています。これは、数日前にXを騒然とさせたGPT-4越えの性能のLLMで名前はGPT-2ではなく、GPT2-chatbotといいます。

これは、テックアイテムを紹介する、ユーチューバーがサム・アルトマンがスタンフォード大で「GP4はこれから皆さんが使う最も愚かなモデル」と言った事を受けた冗談でやり取りしてますね。

詳しくは、下記のNoteをご覧ください。

下記のgpt2と言うアカウントは、GPT2-chatbotの公開が終わってから現れたアカウントで、どうやらGoogle Bardと言うアカウントのaltの一つっぽいです。


ちょっと話せば長い話になるのですが、Google Bardというアカウントは、一回鍵垢にしたのですが、その間にGPT2-chatbotが登場しました。つまり、GPT2-chatbotをリリースしたのはGoogle Bardではないかという疑いがかけられていますが、Google Bardは去年の年末にOpenAIの社員になり、GPT2-chatbotをを出す前に「OpenAIにいると色々倫理的な規制をモデルに課せることになりモデルの本来の能力がだせなくなるので外で作る」といってOpenAIから出ました。それをサム・アルトマンは許し支持しているようでした。

その後、GPT2-chatbotが電撃的に登場しその公開は2〜3日で終了してしまったのですが、その後、Google Bard @deepfatesというアカウントは、deepfates @gpt2_chatbotというアカウントを作り、同時に上記のgpt2 @gpt2chatbotというアカウントも登場しました。サム・アルトマンは、上記のポストをする前にも下記のような、GPT2に対する好意的なポストをしており、

GPT2と名を付けられたモデルにGPTシリーズのブランチモデルである事を認めているようです。

GPT2がおこした騒動については下記のNoteにまとめていますので合わせてご覧ください。


あなたはいつも不可解な投稿で私を混乱させます

研究クレジットをいただけますか?@PromptEngGuild :D

このミームはMicrosoftにより、「GPT2に関してはお口チャック」させられてる状態を表してますね。

私たちはサムに大麻を与えるのを本当にやめなければなりません

サム、なぜ私たちをそんなにからかうのですか

GPT2はこれからくるであろう、GPTの最新版なのではないかとの憶測もあるのですが、「GPT2はGPT-4.5ではない」とサム・アルトマンが言ったとコメントしたポストがありますので、おそらくGPT2は別ラインでOpenAIの外でリリースされるものとおもいます。

GPT2にダウングレードするんですね?

サム・アルトマン自身が「6月か7月に新しいバージョンのリリースがあるがどれがどういう名前になるかは未定」といっていますので、GPT2の正式リリースになるのかまたは別のモデルになるのかこれから1、2ヶ月はOpenAIの動向から目が離せません。

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