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ChatGPTがSlackになった!話題の@-mention機能

この記事を書いて3日経っているのですが、筆者のGPT-4にもすでにメンション機能が搭載されています。使用感は、後日別のNoteにまとめます。

OpenAIの発想が斜め上をいっています。下記の記事によればなんと、通常会話をしている間に特定のGPTsに直接呼びかけ呼び出す機能を搭載しようとしています。

「@」記号をつけて相手に呼びかける機能を搭載予定

SlackやChatWorkなどのチームコミュニケーションツールにある、メンション機能をChatGPTにも搭載しようという計画です。メンション機能は、チームメンバーや特定の個人に直接通知を送るための機能です。これらのプラットフォームでメッセージを投稿する際に「@」記号に続けてユーザー名を入力することで、そのユーザーに特別な通知が送られ、メッセージに気づきやすくなります。

その機能が搭載されることにより、好きなGPTsを呼び出す事ができるというものです。もうなんか、GPTが分裂してできてそれぞれ人格を持っている多重人格状態のChatGPTのそれぞれの人格を@でいつでも呼び出しちゃおうという計画です。これにより、異なるAIモデルの強みを一つの統合された対話にまとめることが可能になります。

ユーザーが呼び出したGPT同士の会話はできる?

この進展は、技術コミュニティの中で注目を集めていて、AI同士の対話や統合された学習システムの可能性が話題になっています。ただし、複数のGPT間での会話をユーザーが直接管理する機能は提供されていないようです。通常、@-mention機能はユーザーが特定のGPTモデルを会話に参加させるために使用され、そのGPTモデルはユーザーからの質問や指示に応じて応答します。しかし、複数のGPTモデルが互いに独立して会話するというシナリオは、現在の技術や提供されている機能の範囲を超えている可能性があります。この種の機能に関する最新情報は、OpenAIの公式発表やアップデート待つしかないですね。

そういえばサムが「通常使用するアプリは?」と聞かれ「Slack」と答える場面が

その時インタビュアーは拍子抜けしたような感じでそれ以上突っ込みませんでした。しかし、もしそこでサムがあえてキッパリと「Slackです。キリッ」と言った理由を探ろうとしていたらなんとなく開発の状況が探れたかもしれなかったのに残念でした。

AI部下の迷路:プロジェクト管理の新たな壁

GPTがストアする前から800万あまりのGPTsがすでに作られているとサム・アルトマンは言っていました。一つのプロジェクトで複数のGPTを使う場合はよくあります。便利なGPTを発見したらすぐに使いたくなります。ですが、使えば使うほどチャットスレッドは増えていき、プロジェクトの一環管理が難しくなってきます。

特定のプロジェクトに必要な様々なタスク(統計、翻訳、チャート作成など)を異なるGPTモデルに割り当てる際に、それぞれのタスクごとに新しいチャットスレッドが開始されてしまいます。そのため、現在のGPTsの使用方法では各GPTモデルが特定のタスクに特化しているため、一つのプロジェクト内で複数のGPTモデルを効果的に連携させるのが難しく、ワークフローが分断されるという課題があります。

スレッドに呼び出したGPTはそこで会話をしてくれる

ChatGPTでスレッドを立てて、プロジェクト名をつけるとその中で好きなだけGPTsをプロジェクトにアサインして、働かせる事ができるという夢のような話です。

今後、コンサル業など複数の職業が人間の部下が必要なくなってくるのではないかと思われます。

SNSで誰が人間で誰がBotなのかわからないのと同じで複数のGPTとだけ仕事をする日がやってくるのです。ただ、そこに他の人間をメンションできるかどうかは今後のChatGPT Teamsやエンタープライゼズの仕様に関わってくると思います。ゆくゆくはChatGPTが複数AIが人間と共にチームを組むコミュニケーションツールになることは間違い無いでしょう。

既に一部のユーザーにはベータ版が実装された

こちらは、ウェブ職TVさんの動画ですがめちゃくちゃ便利そうですね。筆者のChatGPT Plusアカウントにも早く実装されて欲しいです。

メンションの呼び出し画面のスクショが下記のポストで共有されています。

こちらのポストでは、メンションを呼び出す動画が添付されています。


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