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NVIDIAのジェンスン・フアンCEOが西村康稔経済産業大臣と面会

NVIDIAのCEO、ジェンスン・フアンが西村康稔経済産業大臣と面会し、日本国内にAIの研究開発拠点を設置する計画を明らかにしたことが報じられています。この動きは、AI技術の発展における日本の専門知識と産業能力を強調するもので、NVIDIAが生成AIに使用される高性能半導体、GPUの開発で強みを持つことが関連しています。西村大臣は、NVIDIAとの連携を通じて、日本が世界をリードできるイノベーションを生み出すことを目指していると述べています​​​​​​。

ご本人もポストしています。



予定は生産拠点ではなくAIの研究開発拠点

海外メディアではまだ取り上げられていませんので具体的な計画はまだされていないのではないかと思われます。NVIDIAの日本における新しい拠点は、生産拠点ではなく、研究開発に特化した施設になると考えられます。

NVIDIAの生産拠点は台湾

現在、NVIDIAのGPUチップは主に台湾の半導体ファウンドリで生産されています。NVIDIA自身は製造施設を所有していないため、チップの生産は外部の製造パートナーに依存しています。台湾は世界の半導体製造の中心地の一つであり、多くの半導体企業がそこで生産を行っています。

ニューロモルフィックAIチップがGPUに取って代わられる?

別のNoteで紹介した人間の脳に近いニューロモルフィックAIチップチップがRain AIで開発されていています。サム・アルトマンが投資し、アメリカ政府は他国の資本がRain AIに投資をしないように制限をかけています。以下参照↓

今後、GPUはニューロモルフィックAIチップに取って代わられるかもしれません。

日本と共同でAI搭載ゲーム用のGPU開発をすればいいのでは

実際、NVIDIAはすでにAI技術を利用してゲーム体験を向上させる製品をいくつか市場に投入しています。例えば、NVIDIAのRTXシリーズGPUは、リアルタイムレイトレーシングやAIによる画像のアップスケーリング技術を提供し、ゲームグラフィックのリアリズムを大幅に向上させています。

AI技術をさらに活用して、ゲームのプレイ体験を向上させる新しいGPUの開発は、ゲーム開発者とプレイヤーの双方にとって大きな可能性を秘めています。NVIDIAがこの分野での研究開発を進め、革新的な製品を生み出すことが期待されます。

低迷している日本のゲーム会社が再び蘇るきっかけになる?

NVIDIAが任天堂やスクウェア・エニックスといった有名なゲーム会社と協力して、AIを活用したゲーム専用のGPUを開発するというのは、ゲーム業界にとって非常に魅力的な展望です。これらの企業はゲーム開発において長年の経験と専門知識を持っており、NVIDIAの技術力と組み合わせることで、ゲーム体験の革新をもたらす可能性があります。特にAI技術の進化により、ゲームのグラフィック、物理シミュレーション、インタラクティブ性が大きく向上することが期待されます。


DALL-E3に描いてもらった日本で開発されたAI搭載ゲーム用のNVIDIAのGPU

DALL-E3が描いてくれた、上記のAI搭載ゲーム専用GPUを搭載したコンシューマー↓

球面を両手でタップ、フリップ、ピンチアウトインしてゲームを操作します。

岸田首相、ジェンスン・フアンと面談

サム・アルトマンも岸田首相に会い、初の海外拠点に日本を想定していると語っていましたが実際に作らてた初の海外拠点はロンドンでしたね。

お願いしても人材がいなければ実現しないので、人材を育てるために優秀な高校生はAIを勉強しにカーネギーメロン大学やマサチューセッツ工科大学、またはトロント大学かケンブリッジ大学に入学できる資質のある人材を育てなければなりませんね。


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