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どんな仕事でも

先日公園を歩いていると
トイプードルを散歩させている
キャバ嬢らしき若い女性二人の会話が聞こえてきた。

細身の体に、長く明るい髪色、かかとの高い靴。
映えポイントで愛犬と一緒に写真を撮ったり、
出会う他の犬たちに「かわいい~」を連発していた。


キャバ嬢①「スマホなくしたら、仕事やめれるかな~?」
キャバ嬢②「えー、どうだろ」
    ①「だってさ、誰とも連絡取れなくなるじゃん?
      営業もしなくてよくなるし笑」
    ②「あー」
    ①「あ、でも誰ともつながらないの怖いね。
      何もできなくなるよ!」
    ②「無理かもね~」


その会話を聞いていた私にも
一瞬でいろんな思考が湧いた。  

(どんな仕事でも営業って大変なんだな…)
(キャバやりたくてやってるわけじゃないんだ?)
(スマホなくても生きてりゃなんとかなる)
(単に仕事やめたいだけかな)

などなど。

そんなに深刻な話でもなく
軽いノリだったが
どんな仕事していても
辞めたくなる気持ちが出てくるのね。
みんなおつかれさま!
という気持ちになった。

キャバ嬢は密かに尊敬している職業だから
うらやましくも感じた。
どんな人が来ても相手をするだろうし、
あらゆる人に対応するスキルが
異様に磨かれるような気がする。

ずいぶん前に勧誘されたことがあるけど
やれる時にやってみておけばよかったー!

と昔の自分の決断を悔いる
秋川なのでした。

結局なにを選んでも
その人にとっては今が正解なのさ。

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