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発熱と内観

丸二日間寝込んでみた(笑)
久方ぶりの発熱に震える震える。。。

こんなに着込んでいるのに
こんなにグルグル巻きなのに・・・
雪国に真っ裸で放り出された感じ(激しい妄想とともにお届けします)

発熱する日の朝、元気に散歩して何の予兆もなく・・・
!!!
そういえば朝。ハックション!!!あれ?
たった一回のくしゃみで感じた、お久しぶり感

その晩応急処置と
早めにぐっすり寝ればなんとかなるという淡い期待もまんまと外れ
夜中の8度7分に遠のく気力

それでも待ってはくれない母業
何とかかんとか子供たちを送り出し日中を寝て過ごす
(夫はナイスタイミングか出張へ・・・苦笑)

甘えるのが苦手なわたしも起き上がれない自分に観念し
友へ息子のピックアップをお願いした
玄関にも迎えにいけない寝込みの母(辛)

左の扁桃腺が腫れ 左の頭も痛い なにせ左側 
あとは眩しいし煩い(感覚過敏)
寝ていることしかできないわたしはお得意の内観&実験タイムで気を紛らす

①両手で頭抱えグッと圧をかける
→ほんの少し痛みが和らいだ
②痛みのある左側に意識がいくなら右側に意識を向けるとどうなるか?
→集中力とコントロール力が必要になり疲れる(w)が若干の痛みの緩和を感じる

暗い部屋で寒さと痛みを感じ
時折、解熱剤に助けられひとときの睡眠と水分を得て過ごす

とても面白いものでしんどい時は不思議と楽しいことは考えられない
思い出すの過去の苦い思い出ばかり
薬が効いて少し落ち着くと前向きな未来のことを考える
しんどいくせにこの変化を興味深く見つめている 
我ながらあっぱれ!

苦い思い出は二つ。
リピート再生のようにあの場面を呼び起こしてくる
「あぁ わたしってまだ引きずってたんだ・・・」
消化不良のまま過ぎてしまった過去に自分を労わる
まだ気が付いてあげられていなかったあの頃の自分に慈悲を贈る
消化しきれていなかった自分の思いをすくいあげる
そして
分かち合えなった相手の立場で世界をみてみる
そうかそうか。そうだよね。と頷くわたしがいた
そうして相手にも同じように慈悲を贈る

寝込んだ時間が未浄化の感情を見つける愛おしい時間になった

できない無力感や
~ねばならないをまだしっかりと握っている自分にも出逢い
身体の粒の声に立ち止まりキャッチできたことが寝込みの収穫だろう
そういうことにしておこう(笑)


病気は日常をストップさせてしまうけれど
今しか見つけられない「何か」を教えてくれているのかもしれない




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