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洋楽フレンド

最近よく洋楽の話をする友達がいます。
ぼくの音楽趣味は同世代の友人たちからは大きく乖離していて、あまり話す機会がなかったので楽しいです。

バックグラウンドとして、ぼくは日本とアメリカを行ったり来たりしました。
小6で渡米して高3で日本に戻り、また30代でどっぷり留学に行ったり。
あちこち飛んでるんです。

そんなこともあってぼくは邦楽をほとんど知りません。
知らない曲ばかりでは楽しくないからカラオケも行かない。
すると新しく入ってくる曲もないからもっと疎遠になる、というスパイラルです。

BOØWYもX-JAPANも知らない。
アイドルもJ-POPも何も知らないと思ってちょうどいいです。
TVを見ないからCMソングも聴いてない。

もちろんお店で流れてる曲は知ってます。
例えばヘアサロンとかショッピングモールとかね。
耳慣れたからと言って好きにはならないので、ただ知ってるってだけで深掘りして聴いてみようとは思わない。

じゃあその分何を聴いてきたのかと言うと洋楽です。
マニアではありません。それで育ったから延長で聴いてる感じ。

横須賀あたりをぶらついてる米兵がいたら、たぶんその人は邦楽なんて全く知らなくて生活の一部として洋楽を聴いてると思います。
そんな感じだと思ってもらえれば近いかも。

マニアじゃなくてもずっと聴いていれば好きになるし、多少は詳しくなります。
年齢が年齢なので聴いてきた年数は長く、それなりに蓄積もできてくる。

そういう話ができる友達が出来たということなんです。

彼女はいわゆるマニアで、とても詳しいし実際に足を運んで見に行く人です。
だから洋楽に対する造詣はぼくなんかよりずっと深い。

ぼくの場合は蓄積分を情報共有するぐらいが関の山ですが、それでも懐かしい話は楽しいし記憶が掘り起こされる感じがいいですね。

何がおもしろいって一点集中の深い話ができるんです。
通り一遍の「ああ、その曲知ってる知ってる」とか「そうだよねその時代の洋楽いいよね」みたいな話は同世代なら誰でもできる話で時間の無駄です。

そんなんじゃなく、話して、知って、なお展開がある、みたいな感じがいいんですよ。
言うまでもなくぼくに合わせてくれているわけですが、これは広く深く聴き込んでないとできることではない。
さすがだなと思います。

おかげで最近はプレイリストをいじったり作ったりする頻度が上がりました。

ぼくはバイクで聴いてる時間が一番長いと思います。
行き先によって聴く曲の雰囲気を変えたり時代を変えたり、そういうことを試してるとホントに楽しい。
きっとライディングにも影響すると思います。
ぼくは聴かないけどメタルなんかだとやっぱり心拍数上がってアクセル開度も大きくなるんじゃないだろうか。

今月末には最近購入したモペッドのTOMOSが納車される予定です。
TOMOSには70年代のノスタルジーを期待しているので、せっせと70年代のプレイリストを作ってます。

音楽と行動ってそういえば一体だったな、ということを思い出させてくれる洋楽フレンドです。

【おまけ】

ぼくの音楽再生環境はYoutube Musicです。
Youtubeのプレミアム会員なので勝手に付いてくるサービス。
これが使ってみるとなかなかいいんです。

海外の若い連中が作ったプレイリストが共有されてるのがまずいい。
Youtubeを使わない人ってまずいないのでその数は膨大です。

これは脱法的な側面。デジタル配信しないアーティスっていますがそんな人達の楽曲もYoutubeにないってことはない。絶対ある。

死ぬほど古い「昭和のCM集」なんてのもごろごろ出てくる。
それを聴きたいかどうかは置いておいて、探せば何でも出てくるのがYoutubeってことです。

世界で一番使われている検索エンジンは言うまでもなくGoogleですが、Youtubeはそれに肉薄する使用頻度だそうです。
そう言えばぼくも直接Youtubeで検索する機会が増えましたね…

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