オーディオブック大賞2024聴き放題部門準大賞!!「もしも徳川家康が総理大臣になったら」がオーディオブックで話題沸騰!音声コンテンツの可能性と、新たな挑戦について語る
「もしも徳川家康が総理大臣になったら」がオーディオブック大賞2024聴き放題部門の準大賞に選ばれました。
嬉しいことです。
残念ながら、授賞式には、別件の仕事のため参加できませんでしたが、初めてこういった賞をもらえて感激です。
私の作品の「もしも徳川家康が総理大臣になったら」がオーディオブック大賞2024聴き放題部門の準大賞に選ばれました。大賞は本屋大賞も受賞されている「成瀬が天下を取りに行く」です。こうして、新しいメディアで自分の作品が評価されることはとても光栄なことです。
何よりもこの作品を担当していただいた真田新三さんに感謝申し上げます。
「もしも徳川家康が総理大臣になったら」は、この夏に浜辺美波さん主演で映画化され、藤村緋二先生によってコミック化もされています。執筆時にイメージしたマルチメディア化が現実となり、自分でも驚いています。
そんな中、オーディオブックという「聴く」という分野で、一つの結果がでたことは意味のあることだと思います。そして、このオーディオブックで作品に触れていただいたリスナーの方が多いことに驚いています。
このnoteでもその感想を書いていただいた方がいました。
感謝です。
オーディオブックとは
このオーディオブックというジャンルの中心的存在がアマゾンで展開されるAudibleですが、その歴史は1995年ドイツでの創業から始まります。
2008年にアマゾンがAudibleを買収し、アマゾンの豊富なコンテンツとグローバルネットワークにより急速に成長しました。
さらに2010年以降のスマートフォンの普及によって今や、世界中にリスナーがいるメジャープラットフォームになっています。
日本でもこのAudibleを中心にオーディオブックの市場は拡大し、今年には200億円を突破すると見られています。世界的には、電子書籍のマーケットに並ぶ巨大市場です。
日本人はどちらかというと、聴覚より視覚のコンテンツを好む傾向ですから、その中にあってオーディオブックの可能性は大きいと思われます。
音声コンテンツの可能性
日本でも昔はNHKがラジオドラマを積極的に展開していましたが、やはりスマートフォンやPC、タブレットなどデバイスの普及は、この分野の大きな変革になったと思われます。
通勤や、散歩など、隙間時間に楽しむには手軽で良いメディアです。
私も日中の散歩でビジネス書を中心に1.5倍速くらいで聴くのが日課です。いわゆるながらリスニングですが、両手が塞がれず、視界も妨げられず、日常の空き時間を移動しながら有効に使える点は、とても気に入っています。
我々の若い頃は、ラジオが一つの文化を形成していましたが、これからは、このオーディオブックやポッドキャストなどが、その位置を占めるようになっていくのかもしれません。
私自身はメディアが増えていくことはとても楽しみなことですし、作家としては、その可能性をより開拓していきたいと思います。
「もしも彼女が関ヶ原を戦ったら」
私の作品でオーディオブックになっているものは、「もしも徳川家康が総理大臣になったら」のシリーズ作品である「もしも彼女が関ヶ原を戦ったら」があります。
こちらは坂本悠里さんが担当。
この作品は、前作よりドラマチックで合戦シーンなどもある作品なので、また活字と違った体験ができると思います。ぜひご視聴いただければ。
「眞邊明人の歴史とオカルト」ポッドキャスト番組
私自身の、音声コンテンツとしてポッドキャストを開設しています。歴史と、オカルトという二つのジャンルを組み合わせることで、ものがたりの面白さを伝えていければと考えています。
こちら、ぜひ番組登録や、コメントをいただけると嬉しいです。