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スタンフォード式デザイン思考

こんにちは、アキです。アウトプットの練習として、毎日の読書から得た知識をこちらの記事に書いています。今日読んだ本はこちらです。

こちらの本は「デザイン思考とは?」「デザイン思考のやり方」「デザイン思考を身に付けるための方法」について書いてある本で、問題の本質を掴めるようになるヒントを与えてくれている本です。

問題解決ができる人は世の中に求められる人材です。問題解決能力は必ず必要な能力です。仕事やプライベートで課題に直面している人は読んでみてください。

この本の中からデザインの思考のやり方を簡単にお伝えしたいと思います。

デザイン思考のやり方

デザイン思考には6つのプロセスがあります。

⓪問題定義…解決すべき問題は?
①共感…ニーズの情報収集
②定義…情報収集から解くべき課題を一つにする
③アイディア…アイディア出し、ブレインストーミングでアイディアのブラッシュアップ
④プロトタイプ…試作品の作成
⑤テスト…テストし、評価をしてもらう

の6つです。

基本的に問題解決は誰かの「不」を解消すること。その不を見つけて、どう解決するのかを考えることができるのがデザイン思考です。その中でも一番大事なのが共感のプロセス。ここができないと何も始まりません。

共感:「不」を見つけるための情報収集

困っていることを発見するための情報収集は3つあります。

①ユーザーの観察
②自分で体験
③ユーザーに聞く

私自身、自分で体験したことからこの問題を解決してみようと思うことが多かったのですが、ユーザーの観察やユーザーに聞くことなどの方が大切です。なぜなら問題は人(他人)が抱えているから。

自分がこれ不便だなと感じても他の人がそう感じていなければ、その不はあなただけの問題です。独りよがりな情報収集になってしまいます。

私自身、スタートアップウィークエンド(起業家を産むためのイベント)のコーチをすることがあるのですが、コーチをしているときに独りよがりなビジネスアイディアはよく見受けられます。

不を見つけるための情報収集は、他人からの情報収集も怠らないようにしましょう。

定義:課題は一つに絞る

問題解決をしようと考え始めるといろんな課題が出てきます。その中でもその問題を解決したい、その不を解決したいと強く感じたものを自分が解決すべき課題の一つにしましょう。

解決すべき課題を一つに絞れないとアイディアやプロトタイプもブレブレになります。「そんなこと言ったって、いろんな課題を解決できる方が一石二鳥じゃん!」と思われる方もいると思います。しかしいろんな課題を解決したいと欲張ると、結局誰の課題も解決しないものとなってしまいます。

鼻風邪をこじらせた時

 鼻風邪をこじらせて鼻水を止めたいとしましょう。そんな時に薬局にいって、「鼻風邪に効く薬」と「どんな風邪の症状にも効く風邪薬」のどちらを手に取るでしょうか?
 鼻風邪に効く方ですよね?どんな風邪にも効く薬はあなたの痛み、不を解消してくれるとは思ませんよね?あなたが課題は一つに絞りましょう。

続きは本を読んでみてくださいね!

結論

デザイン思考を身に付けることによって、課題解決能力を身に付けることができるようになり、誰からも強く求められる人材となります。
 デザイン思考を身に付けるには実際にデザイン思考をやってみて、繰り返しトレーニングしないと身につきません。スイミングと同じで、誰かが泳いでいる姿をただ眺めていても泳げるようにならないのと同じです。
 本を読んで、やり方を学び、実際に課題解決の場面で使ってみましょう。

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