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やっとこさ稲刈り

秋ってこんなに雨が降るんですね。これまでの人生で1番天気予報をチェックしてました。不安定な時期のせいか予報もころころ変わってしまい、全く計画通り行かなかったです。色々苦労した今季の稲作ですが、ラスボスは自然でした。最強です。でもなんとか9月13日に収穫することが出来ました。よかったよかった。

延期×4

まずはじめに、稲刈り専用の機械、コンバインを使って稲を刈る場合、その特性上稲が乾いていないと途中で詰まったりして刈ることができません。つまり天気との勝負になるわけです。籾の登熟歩合から、収穫予定日を9月3日にしていましたが、秋雨前線やゲリラ豪雨、他の手配の兼ね合いなどにより何度も収穫日を延期せざるを得ないことになってしまいました。いつも自然相手に奮闘している農家さんは凄いなぁ、と改めて思う今日この頃。

ちなみに延期の原因のうちの一つが、コンバインの故障(チェーン外れる→チェーンたわむ→巻き込む)でした。やってしまった。皆さまもどうかお気をつけて。

収穫

こちら8月27日の様子ですが、

こちら収穫日の9月13日。登熟が進んだことと雨により、かなり倒伏してしまいました。なんとか持ち堪えてくれていますが、中には地面についてしまって、地面についた籾から発芽してしまっているものもありました。稲には申し訳ないことをしました。ただ今は良い米選別機があり、状態の悪い米は弾いてくれるので酒造の面では安心です。

使う予定だったコンバインは故障してしまったので、今回はクボタから代替機を貸していただくことが出来ました。ありがとうございました。私も操作方法を教わり刈り取り作業を行いました。最初のうちは不安なのか、写真のように猫背+前傾姿勢だったようなのですが、

後半にもなると流石に慣れたのか、背筋が伸びてます笑

おかげさまで特に問題なく収穫作業を終えることができました。20a弱の面積ですが、収穫量は籾重量で約1200kg。現在は収穫後の籾摺りと乾燥調整を委託している最中ですので、どんなお米になったかの報告はもうしばらくお待ちください。

生育変遷まとめ

5月1日

6月10日

7月7日

7月30日

8月16日

8月27日

9月13日

今年一年取り組んだことで良かった点もありましたが、問題点・改善点が多々浮き彫りになりました。より良い米で酒造りができるよう次年の稲作に備えたいと思います。ということで次の記事は来年の稲作に向けての反省会になる予定です。

おまけ

あなたはやはり緑茶派なのね。


おわり

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