お腹は温めましょう!

今回は、

「お腹の保温」

について書いてみようと思います。

季節も秋になり、

朝晩寒くなってまいりました。

腹巻が恋しい!

そんな日々・・・

人間のお腹には、

内臓というものが入ってます。

全てがひとつのシステムとして存在し、

ひとつの臓器が、

そのシステムの一翼を担っております。

だから、

臓器がひとつでも調子を崩すと

システムが故障してしまい、

いろんなトラブルが生じてしまいます。

人間の体温を維持するために、

内臓は大事な働きをしており、

口から投入された物質を、

内臓器官の中で

生化学的処理を施して、

エネルギー(ATP)

に変換しております。

まるで原子炉のようなものです。

そこで発生した熱量を

体全体に運ぶことで熱を拡散し、

体温を

37度前後

に保っているのです。

人間の細胞や体内酵素、体内細菌が、

活発に活動するためには

体内温度を

37度~38度

をキープしなければなりません。

つまり、

内臓は発熱システム装置なのです。

体温が、

「36度を下回る」

体の免疫システムに障害が発生し、

ガン細胞などの悪玉キャラが

活発に始動しやすくなりますので、

体温が下がらないように

工夫しなければなりません。

「冷え症」の方なら、

尚更、

注意を払わなければなりませんね。

体を温めるために、

どのようなことが必要なのでしょうか?

1.着込むこと

2.温かい食べ物

3.温かい布団

4.ホッカイロ

5.体を動かす


などなど・・・思い浮かびますが、

本当に体を温めるには、

「体の中心温度を
            上げなければなりません。」

そのためには、

「内臓の発熱を促す操作をする」

必要があります。

すなわち、

基礎代謝の向上を目指すのです。

人間の体には、

代謝を司るコントロールセンターがあり、

(脳下垂体、甲状腺、副交感神経節などです。)

そこに、

働きかける栄養素対象部位を保温すること

で改善されます。

栄養素については、

体を温める作用のある根菜類がBESTです。

保温法については、

襟巻、腹巻、ヒートテックでしょうか・・・

体内に取り込む栄養素や身に着ける服装としては、

こんなものでしょうか?

では、

実際に体内に熱を取り込む方法

として以下の方法があります。

①暖房器具

ストーブ、ファンヒーター、オイルヒーター、エアコンなど

②携帯暖房商品

ホッカイロ、湯たんぽ、ベンジンカイロ、電熱カイロなど

③赤外線治療器

家庭用赤外線治療器、医療用赤外線治療器など

④超短波治療器

家庭用超短波治療器、医療用超短波治療器など

①~③までは、聞きなれた名前だと思います。

これらは、

熱源から熱を吸収することで

体内の熱を安定させようとする効果があります。

④は聞きなれない名前だと思います。

この超短波というのは、

電子レンジと同じ発想で開発された

とてもユニークな物理治療器具です。

体の中に、

電磁波を照射することで

体の中心部から発熱作用を起こさせて、

体温を著しく上げる効果があります。

そのため、

「冷え症」の方に効果適面で、

短時間で、

手足がホッカホッカに温まります。

しかも、

持続時間が10数時間という優れモノ。

最近は、

家庭用治療器としても開発されております。

さて、お腹が温まると

基礎代謝が上昇し、

自律神経が安定し、

内臓が活発に活動し、

体調が回復基調になります。

これまでの体調不良が、

意外とお腹の温度を上げただけで、

嘘のように改善した症例は多々見てまいりました。

お腹には、

太陽神経叢

という副交感神経のコントロールセンターがあり、

お腹が温まることによって、

より活動的に仕事をしてくれますので、

内臓の調子がすこぶる快調になり、

その快調ぶりは、全身に波及し、

運動器系、

神経系、

循環器系、

ホルモン系

の働きをも万全にしてくれます。

病院で薬を処方してもらったり、

整骨院、はり灸、マッサージしてもらったり、

整体やリラクゼーションに行っても

いまいち体調が復調しないなら、

自分の体温を測ってみてください。

36度を下限として36.5度前後を中心と考えて、

平均値よりも下なら、

内臓温度の低下による体調不良の可能性

がありますので、

前述の4つの温め方法を実践してみて、

内臓温度を上昇させて見てください。

きっと、好結果を生むと思います。

これから

慰安旅行や忘年会に向けて、

飲み会が続くので、

注意事項があります。

「寝る30分前に、
   冷たい物をお腹に入れないこと」


キンキンに冷えたビールやアイスクリームなどを

寝る前に食すと・・・・

内臓温度が下降します。

眠ると

内臓温度を上げる働きを持つ

交感神経も寝てしまい、

内臓の働きを受け持つ副交感神経は、

保温能力はあっても発熱能力は・・・微々

体温が低いので、

内臓活動は不安定になり、

翌朝の体調は下降状態になります。

したがって、

なるべく体を温めた状態をキープして眠る

必要があります。

内臓の温度を下げないために・・・

温かい飲み物をおススメ致します。

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