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自社サイトリニューアルって大変やん

メリークリスマス!

はじめまして。株式会社スノウロビン CBOです。

昨年度の下半期頃から、私たちは自社ブランドの再構築に取り組みだしました。
私たちが当たり前と捉えていた、これまでの仕組みや事業形態ひとつひとつを精査し、本来進みたい方向へ力を集中させるという取り組みです。

サラッと書いていますが、何もしなければ良くも悪くも継続する日々の中で、変革を起こすのはなかなか難しいなと感じたのと、その取り組みの一部がもうすぐ形になろうとしていることもあり、この機会に記しておこうと筆をとった次第です。


自社サイトリニューアルプロジェクト

約1年半の様々な取り組みの中で、企業ブランドのインパクトも大きく、社外へのタッチポイントとしても重要な役割を担うWebサイトのリニューアルはとても難航しました。

Webサイトやモバイルアプリの開発やってるから、すぐ作れるやん。
いやいや、自社のことってなかなか後回しなりますよ。的な。


制作会社やからすぐに作れると思ってたら、後回しになってなかなかできへんやつ。

それは自社サイトやな。

でもな、かわいい女の子とイケメンがここで出会えました。って言うててん。

ほな、それは自社サイトやないなー。それはペアーズやな。

でもな、公開間際に上層部から、言いたいことが伝わらんっていうてちゃぶ台返しされるやつやねん。

ほな、それはやっぱ自社サイトやん。

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制作会社あるあるかもしれません。

チーム存続の危機

アカウントリーダー、デザイナー、フロントエンドエンジニアの有志によって組まれたプロジェクトチームは、前述の流れに沿って、2度の荒波に遭遇していました。ここまで、約1年。

モチベーションもダダ下がり、チームも空中分解寸前でした。


私、動きます

そんな中で、自社を象徴するWebサイトからちゃんとブランドを伝えられなければ、私の職責も雰囲気で終わる。
完成間近だったバージョン2を見て、自分自身の腹落ちしたものにしようと。

根本から建て直しを図ることにしました。

チームのリビルドではなく、まず、私たちがもっとも伝えたいことは何かから考えました。
みんなで一緒にワイワイもっかいやろーよ!と言っても、熱を出して寝込んでいる人に、外出て遊んだら元気なるから一緒に外行こうぜ!と言ってるようなもので、それよりも、めっちゃ効きそうな薬をつくろうと。

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薬=いいと思えるサイトデザインと信じて。

コンテキスト整理

所謂Webデザインのトレンド(絵面やギミック等)から離れ、まずはコンテキストの整理からはじめました。
なるべく既成概念にとらわれず、中小の項目立てから。

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次に、項目ごとのボリュームの軽重や流れの詰まる部分が無いかなどのコンテンツバランスについて。
ここで、先に出した項目を更に包括する大項目を立てて情報を整理していきます。
このプロセスで、伝えたいことがコンテキストに沿って形づくられました。

どんなに目を引くギミックよりも、コンテンツの本質が正しく伝わることが最優先で、どのようなデバイスや環境であっても温度差なく均質に伝わることが私のデザインに対する持論の一つです。

さて、どうしよう?

この勢いでやったろかと思ったものの、言葉は決まったけど、さて、どうするか。
どうすれば、言葉と流れを気持ちよく伝えられるか…飽きることなく見てもらえるか。
理屈では分かるけど、やっぱりキーとなるモチーフというか、デザイン的な拠り所は欲しいと。

自問自答の繰り返しで、しばしスピードは鈍化します。

そこで、フィボナッチ。黄金比です。

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フィボナッチ先生の教えに従えば、導いてくれるはず。
とりあえず、都合良く解釈して、手を動かすことにしました。

構成+装飾=デザイン

ここまでのプロセスが極めて属人的な工程になっていますが、時間の経過とともに風邪も悪化するので、自問自答を繰り返し、可能な限り客観視しながら、構成と装飾を進めます。

先生の教えをガイドにし、言葉をひねり出し、配置し、色付けして削るの繰り返し。
出来る限り余計なオブジェクトの配置は避けたいと考えました。

記号で見る人の行動を指図するのは極力避け、コンテキストと配置、配色で見る人を促したいと。

“こんなの見たことない”私自身。

そんなこんなで、何とか指針となるデザインができました。
少なくとも私にとって“こんなの見たことない”デザインになったもので、メンバーへのお披露目では正直緊張しました。

果たして良薬になるのかどうか。

説明が必要なデザインはデザインじゃないと、よく耳にしますが、様々なケースを想定して説明がつくような意味付けをどっさり用意していました。

なぜ、いまこのデザインなのか。それまで作っていたものがダメだったのか。といった情緒的なものから、一つひとつの構成要素の形状や内容などの機能的なものまで。

結果、余計な説明をせずとも好意的に受け入れられました。

すぐにフロントエンドの実装イメージなど具体的な議論が生まれ、何か肩の荷が降りた気がしたのを覚えています。

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ほいで、どんなんなん?

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

来る2019年12月27日(金)、納会の中でサイトのローンチイベントを開催します!
みんなでビッグエンターキーを叩いて公開!

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乞うご期待ください!

みなさま、良いお年を!

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