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【四柱推命】通変星の相生関係で調べる人の生き様

命式の主人公である日干と周囲の五行との相関関係を人の生き様に適用させたのが通変星だ。そのため、通変星は可変的で関連性がある。
 
簡単に言えば、通変星は人の生き様と定義できる。
その通変星の相生関係の中で、その人の才能と生き方が分かる。
 

◆自分を信じ、目標に向かって最善を尽くすのは食神生財の生き様だ。


食神という行動と財星という目標が出会ってシナジー効果を出すのがまさに食神生財だ。
 
食神は偏官を剋するので、いかなる困難も乗り越えていくという意志で、財星は印星を剋するので、現実での安らぎを果敢に捨てて、より良い未来に向けた抱負を持つという意志だ。
 
その二つが出会う食神生財はまさに限界に挑戦し、より良い成果を上げるという生き様だ。
 
財星が正財なら、小さいことから始めて増やしていくという意味で、偏財なら、一応大きく始めるという意味だ。
 
食神生財が身旺なら、自分のために能力を使い、食神生財が身弱なら、他人のために能力を使うことになる。
 
食神生財は障害物があれば、飛び越えたり、壊したりして通る!
 

◆相手を知り、世の中を知り、状況に合わせて合理的な答えを導き出すのは財生官の生き様だ。


財星という状況判断力と正官という社会が出会ってシナジー効果を出すのがまさに財生官だ。
 
財星は印星を剋するので、自分の考えを排除し、状況に合った答えを求めるという意志で、正官は劫財を剋するので、手段と方法を選ばず、ライバルに勝って自分が勝利の主人公になるという意志だ。
 
その二つが出会う財生官はまず相手を把握してから、勝利を勝ち取るという生き様だ。
 
財星が正財なら傭兵術が制限的で、財星が偏財なら外部人材を積極的に迎え入れるという意味だ。
 
財生官が身旺なら、自分が中心になって相手と駆け引きし、財生官が身弱なら、勝つために強者に気兼ねなく屈することができる。
 
財生官は障害物があれば、工夫しながら乗り越えていく! それも最大限早くて楽な道を行く!
 

◆どんな困難があっても耐えながら時を待つのは官印相生の生き様だ。


正官という既得権と印星という包容が出会ってシナジー効果を出すのが、まさに官印相生だ。
 
正官は劫財を剋するので、個人の闘争心を捨てて大勢に従うという意志で、印星は食傷を剋するので、不必要な行動を自制するという意志だ。
 
その二つが出会う官印相生はまさに困難が解決されるまで耐え抜くという生き様だ。
 
印星が偏印なら、いかなる苦痛も我慢するということで、印星が正印なら、最大限苦痛なく我慢するという意味だ。
 
官印相生が身弱なら、その忍耐の結果を一人で独占でき、官印相生が身旺なら、自分が苦労するが、いざ自分のものに戻ることは少ない。
 
官印相生は障害物があれば、黙々と待つことができる!
待っていれば誰かが来て片付けてくれる!
 
食神生財は世に出て業績を積み、財生官は世に出て競争で優位を占め、官印相生は世に出て最後まで生き残ることができる。


お読みくださりありがとうございました。

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