【1-2】脱毛症

【1-1】の続きです。ネガティブな表現、リストカットに関する記述があります。
苦手な方は閲覧の際、ご注意下さい。







「中学生はほぼ不登校で終わり。
高校もギリギリの出席日数で進級して、3年の8月に
通信制高校に編入した。
んで無事卒業!高卒資格ゲットだぜ! 
両親には足を向けて眠れないぜ!
そんな感じです。」

髪の毛は生えてこず、ウィッグ生活が始まります。

とあるメーカーさんのウィッグがすごく私の頭囲と相性が良く、
今現在もそのメーカーさんの商品を愛用しております。ありがとうございますメーカーさん。

「髪の毛が無くなって、
生きる価値なんかない、みんなと違うからダメなんだ
はやく死なないとまた怒られる
でも怖い、いや、私は死んでるのかも?
生きてるか、死んでるか確かめなきゃ!!!
そんな気持ちからリストカットを始めたような覚えがあるなあ。」

成人しても髪の毛は相変わらず生えてこず。
けれど就職し色々な経験をして、少しずつ考え方が変わっていきます。

「いや、髪の毛ない体験してるから、似たような境遇の人の気持ち少し理解できるじゃん。
ウィッグだから色んな髪型できるし!今回はショートカットだったけど、次はロングヘアーにしよう!とか。

髪の毛はないけど、他の人と外見は同じじゃないけど、考え方次第でこんなにも見える世界が変わるんだなあって嬉しかったきがする!」

学生時代の印象的なお話としては

あきはさん隣の席とかやだ~!ハゲがうつるから~本当!(通りすがりに言われる)

これ、頭髪が少ない人は少なからず言われたことあるんじゃないかな、と思います。
私はその当時は反論できなかったけれど、今なら言えます。

「脱毛症はうつらないよ。」

今では、髪の毛がない私を受け入れることが出来たけど
学生時代はしんどかったなあ。







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