2024年3月20日(水)競馬ブログまとめ

今週はまだ寒いようですね。

どうにこうにも朝が寒い。

日曜日くらいから気温が安定して高くなっていく予報は出ていますね。

でも土曜から雨模様。

春は天気が変わりやすい。

そして高松宮記念は馬場が渋ることが多い。

ちなみに8枠が馬券になっているときは過去10年で見ると

すべて稍重以上に馬場が悪化しているときだけです。

それも考慮しながら予想していきます。

それでは今日の競馬記事をどうぞ。

「高松宮記念 スポニチ鈴木さんの馬体診断『達眼』」

「超参考にします!」

鈴木さんの記事の全文を読みたい方はこちらをどうぞ。

スポニチ Sponichi Annex


1位は1頭で95点。

「トウシンマカオ95点 見違えるほど発達した後肢 強い闘争心うかがわせる顔」

トウシンマカオの飛節は角度の浅い「直飛」。

10人のホースマンがこの飛節を見れば10人とも中長距離向きと思うでしょう。

曲飛とは逆で、地面を蹴った時に後肢が伸び切るためロスなく推進力を生み出せる半面、

一瞬の加速力に欠ける。短距離の忙しい流れには不向きです。


1200メートル戦ならルガルみたいな曲飛が望ましい。

それでも、トウシンマカオは一流スプリンターになった。なぜか。

飛節の短所を補完できる立派なトモの筋肉を備えているからです。

昨年(15着)とは見違えるほど筋肉が発達しています。

肩から前腕にかけての筋肉も盛り上がってきた。

一流スプリンターらしいパワフルな体つきになっています。


昨春の馬体診断では「1200メートルのG1ならもっとパワーが欲しい」と注文を付けましたが、1年たってそのオーダーにしっかり応えてくれました。

 鋭い目つきでカメラマンをにらみながら、耳もカメラマンの方に倒している。

強い闘争心をうかがわせる顔つきまで父と同じです。

短所を補って余りある長所を備えた父子鷹が

高松宮記念4組目の父子制覇を遂げるかもしれません。


・・・なるほど。

もちろん馬券に入れますが、前走があまりにもうまく行き過ぎではないかと。

本命まではどうかとは考えています。

もちろんルメールですし侮ることはできません。


2位は5頭で90点。

「ママコチャ90点 トモには昨年以上のボリューム」

ママコチャは大きなキ甲と詰まった胴の短距離体形。

背から腰は少し寂しいが、

トモには昨年のスプリンターズS(優勝)以上のボリューム。


・・・なるほど。

前走内容はそれほど悪いというわけではないが

もう一息という印象。

普通に走れば勝ち負けですが、今のところ本命まではどうかという気はしている。

それでもGⅠ馬ですから、本命になる可能性は残しています。


「ウインマーベル90点 毛ヅヤの良さはメンバー随一」

ウインマーベルは毛ヅヤの良さはメンバー随一。

口元のチェーンシャンクを気にして不機嫌そうですが、

肩、肩先や前胸の筋肉が立派になってきた。


・・・なるほど。

現在2連勝中で勢いがあるし充実の5歳。

2022年のスプリンターズSでは2着もありますし

ここで好走しても驚けない。


それでも決め手にかけるので勝つまではどうかという馬。


「ルガル90点 筋骨隆々 臀部の筋肉凄い」

統は中長距離も体形は短距離のルガル。

筋骨隆々で特に臀部(でんぶ)の筋肉が凄い。

腹周りにはもう少し張りが欲しいが仕上がり良好。


・・・なるほど。

この馬もトウシンマカオと同じく

前走はかなりスムーズな競馬での完勝。

こういう馬は信じすぎると墓穴を掘ります。


勝っても不思議はないですが

本命としてはどうかと考えています。


「ナムラクレア90点 トモ丸く腹ふっくらに」

トモは丸みを帯び、腹周りはふっくらのナムラクレア。

スプリントG1を狙うには筋肉のボリュームがもう少し欲しいが、

仕上がりはとても良い。


・・・なるほど。

実績ナンバーワン。ローテーションも前走内容も問題無し。

特に前走は脚を測るように、いつもより後からの競馬で

どれだけの脚を使えるか試してます。

本命候補筆頭。

鈴木さんの点数が高いもの心強い。


「ソーダズリング90点 キ甲が抜け首抜け良く」

ソーダズリングはマイラー体形も昨年のオークス(8着)から大きく成長しました。

キ甲が抜けたことで首抜けも良く、トモの筋肉も立派になった。


・・・なるほど。

前走のGⅢ京都牝馬Sではナムラクレアに先着。

これは位置取りの差が出たものですが、

もともと切れる脚はOP級だったし

まとめて面倒を見る力があるかもしれないと考えてます。

この馬は絶対に押さえますしオッズによっては本命もありです。


3位は1頭で85点。

「マッドクール85点 ボリューム満点の前肢」

マッドクールは太くて短い首、ボリューム満点の前肢、

遊びのないつくりはスプリント仕様。

目と耳の方向がバラバラで気持ちが定まっていない。


・・・なるほど。

前走内容を見ると買えません。

しかしスプリント戦は前走がダメでも走ったりしますので

見限ることはできません。

昨年のスプリンターズSではタイム差なしの2着ですしね。


4位は5頭で80点。

「ウインカーネリアン80点 筋肉量は落ちていないが張りに…」

ウインカーネリアンは首の付け根が太いマイラー体形。

7歳になっても筋肉量は落ちていないが、張りに欠ける。

毛ヅヤは良好も腹周りが少し寂しい。


・・・なるほど。

7歳はたしかに引っかかる。スピード能力も衰えてくる頃。

先行力はあるが、重賞勝ちは2戦ともマイルですし

あまり触手は動かない馬。


「メイケイエール80点 引退戦でも筋肉は落ちず」

メイケイエールは引退戦でも筋肉は落ちていない。

全身に冬毛が残っていますが、腹周りはふっくらしている。

強い前進気勢を制御できるかが問題。


・・・なるほど。

最近はさっぱりですが2022年のセントウルSを振り返ると

スプリント戦ならGⅠで通用する。

勝つまではわかりませんが馬券になる可能性はあると考えます。


「ロータスランド80点 立ち姿がおとなし過ぎる」

ロータスランドは少し硬めのつくりでも

肩と首の付け根に分厚い筋肉を備え、腹もたくましい。

ハミを着けていないせいか、立ち姿がおとなし過ぎ。


・・・なるほど。

さすがに7歳でどうかですが、

しかし最近の成績を見ても、それほど負けていないし

前走の京都牝馬Sも0.3差6着ですが上がりは1位。

馬券になる可能性は残していると見ます。


「ディヴィーナ80点 全体に小づくり もう少しふっくらすれば」

ディヴィーナはキリッとした若馬のようなりりしい立ち姿。

スプリント戦に挑むには全体に小づくりで筋肉量も少なめ。

もう少しふっくらすれば。


・・・・なるほど。

1800mのGⅢ府中牝馬Sを勝ち、

マイル重賞もいずれもローカルですが2着2回。

ヴィクトリアマイルでも4着ながら0.2差。


初の1200mのペースでついていけるかどうか。

それよりもM・デムーロはよく出遅れる騎手。

スプリント戦で出遅れたらほぼ絶望。


「シャンパンカラー80点 筋肉の張りがもう少し増してほしい」

シャンパンカラーはがっちりしたつくりのマイラー型。

少し冬毛が残っているが、今の時季なら問題ありません。

筋肉の張りがもう少し増してほしい。


・・・なるほど。

GⅠNHKマイルカップは勝ってますが

正直それほど強い印象はありません。

買う予定はなし。


「2024年 高松宮記念 ママコチャ 理想のローテーションも気掛かりな面が」

「GⅠ馬健在」

前走のGⅡ阪神カップは全く勝つ必要はなく

5着に負けているが、それでも0.2差。


今回は休み明けになるが

昨今の調教技術ならば問題はない。


前走の阪神カップをチェックします。


GⅡ。阪神C。阪神1400m。

この日の阪神の馬場はBコースで内外差なし。


やや外を回りながら先行後。


直線はそこそこの伸び。


もちろん本番ではないし杞憂に終わるかもしれませんが、

もしかするとピークを超えてる可能性もあるのかなと。


もちろん、まだ5歳なのでスピードが衰えることはないと思うのですが、

ちょっと引っかかる走り。


本番は距離短縮でプラスですので、普通に走れば勝ち負けです。


「2024年 高松宮記念 ルガル 上手く行きすぎた前走」

「上がり馬で前走は0.5差勝ち」

1200mは(2 2 0 0)ダート一戦含む。


1200mは全く底を見せていない。

ダートも走ることから馬場が渋ってもやれそうです。


問題は能力が実績上位馬に通用するかどうか。


前走をチェックして判断してみます。


シルクロードS。GⅢ。京都1200m。

この日の京都の馬場はBコースで内馬場が悪く芝を跳ね上げている。

内外差なし。


好スタートで2番手。

着差は離していますが、かなりスムーズな競馬。

見た目は完勝ですが、それほど差を広げているわけではないし、

高松宮記念は好走はあっても勝つまではどうか。


高松宮記念で鈴木さんが95点で1位に取り上げたのがトウシンマカオ。

ルメールが騎乗予定で陣営の勝負気配が見えます。

ただしナムラクレアほどの信頼度はどうか。

ルメール人気でナムラクレアが2人気に落ちてくれたらうれしい。


現時点では本命はナムラクレアです。

それでは競馬はまた明日。

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