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男と女の温度差

男と女の温度差。

それはもともと違う。論理的と抽象的。冷静と感情的。

セクシャリティにおいても 男性は視覚メイン。女性は視覚以外の触覚や嗅覚、聴覚がとても大事。

男性は女性のセクシーな下着に興奮するが、女性が男性のセクシーな下着に興奮することはない。

女性はダウンライトのムーディな部屋、アロマの香り、その中で耳元で「愛してるよ」と囁かれ、優しく触れられることで愛を感じる。

瞬間的に沸き、終わるとさっと消える「火」のような男性に対して、なかなか温まらないけど、一度温まるとなかなか冷めない「水」のような女性。

一旦温まるまでは冷静な女性でも、沸点を超えると 男性には到底想像もつかないほどの世界へいく。瞬間湯沸かし器の男性ではその世界を体験できない。

それを指摘しあって「あなたが悪い」とは言えないのだけど、ほとんどの揉め事はここから起きる。

「自分がいいから、相手もいいだろう」とセクシャルな時に自分の良さを強調する男性に、どれだけ女性がうんざりしていることか。

「私はこうして欲しいの」ということが言えずに、フラストレーションの女性たちに 困惑している男性のどれだけ多いことか。

お互いに温度差があることを学び、そう、ここはもう学ぶしかない。分かり合えないのだから。

相手は何をしてもらうと嬉しいのか。何を愛と感じるのか。

そもそものメカニズムが正反対だということを。

そこを学び、そして目の前の人とどう向き合うか・・そこは恋愛としてだけではなく人間としての最大の学びと成長があると思う。

スポーツや習い事は学び、練習を重ねるのに、なぜ、男女のことは学ぼうとしないのか?

学ばなければわかるわけがない。

相手に文句を言う前に まず相手が何をして欲しいのか、何を愛だと感じているのか・・

そこから始めてみよう


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