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我が家の自慢のお姉ちゃんがまた成長した話

初めて一人で電車に乗ったお姉ちゃんの話(長文です)


完全に言い訳だけど、
子どもが3人いて、仕事もやりたいこともあるから、
各自でできることはどんどん自分でしてもらわないと、母のキャパは少ないからすぐにオーバーしてしまいます。
なので、お姉ちゃんもお兄ちゃんも小さい頃から本当にいろんなことができるのが早くて「秋枝家の子どもは実年齢プラス2歳だよ」と2年ぐらい前にママ友に言われたほどです。


そんなしっかり者の小学2年生お姉ちゃん。
何度か一緒に電車で向かった先に、一人で行ってもらわないといけないスケジュールになっており、初めて一人で電車に乗りました。


無事駅まで一人で歩き、乗りたい電車に乗り、1つ目の目的の駅に到着。
この駅が日本でもトップクラスに大きくてわかり辛い駅で
ホームに着いて、乗換のため、まずは1つ目の改札を出ようと改札階に進んだそうなのですが、
「本当にここだったっけ??」と不安になり、ホームにもう一度戻って、母の携帯に電話。


「今、出口って書いてるところに1回行ったんだけど、ここかわからなくて(涙声)」
とホームを彷徨いながら泣いてる様子。


電話しながら、道中の目印の一つにしていた特徴のあるエスカレーターの所まで誘導することに成功し、
ちょっと声も明るくなり
「ごめんね!ありがとう!頑張るね!!」と元気よく電話を切ったお姉ちゃん。


この段階で、頑張っているお姉ちゃんに、結構感動していたのですが、
そこからまた数十分経った頃に着信が。(順調ならもう目的地に着いてるかと思っていた時間)
この着信に気づかず出られず、折り返しても反応なし。


それからまた20分ぐらい経った頃にお姉ちゃんから電話。
「今着いたんだけど、すごい遅くなっちゃったから、何て言えばいいんだろう??(大号泣)」
しゃくり上げながら泣いていて、きっと間違いながらも一生懸命頑張って、ちゃんと目的地まで着いたんだなと思ったら、なんか、私までちょっと泣きそうになってしまいました。


お迎えに行き、お姉ちゃんと二人で弟の習い事の待ち時間を過ごした時に聞いてみると、
乗り換えには成功したようなのですが、1つで降りるところをきっと乗り過ごし「目的地の駅が来ない・・・」となってた模様。
電車の中で違う電車に乗っちゃったのかも?と不安になり、
人に聞いて、
知らない駅で降りて、
教えてもらった所で目的地に向かう電車を待っていたけど全然来なくて、
泣いちゃって、
そしたらおばあちゃんがここじゃないよって教えてくれて、
教えてくれた場所に行ったら電車が来て、
それに乗って目的の駅に辿り着けたそう。


助けてくれた周りの方、
よく頑張ったねって目的地で褒めてくれた大人、
関わってくれた大人の方達には感謝の気持ちでいっぱいだし、
電車に乗り慣れた大人にはなんてことないことだけど、
初めて一人で乗った電車で、乗り過ごして、ちゃんと人に聞いて、戻る電車に乗って、目的地に辿りついたお姉ちゃんは本当に頑張って偉かったし、
今回の初めての一人での電車は、またお姉ちゃんをグッと成長させたのだろうなと、感動した一日でした。


こういう日常の中の出来事で子どもは日々成長しているのだなと、当たり前のことだけど改めて感じ、
元気に大きく育ってくれているお姉ちゃんに感謝の気持ちをたくさん伝えることのできた、素敵なひな祭りになりました。

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