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台風で家が被災した時の後片付けに役立ったもの

この記事は台風15号で家が全壊した時の後片付けに役立ったものや、こうすればよかったことなどを書き出したものです。

台風で家が壊れた時の話はこちらです。

台風で被災した後にやった方が良いことなどはこちらにまとめました。

台風で家が壊れると、後片付けはかなり大変です。
家にあったものが壊れたドアや窓ガラスから吹き飛ばされ、庭や道路に転がっています(!)
おまけに室内は割れたガラスや、飛び散った家財道具が散乱していて水たまりも至る所に。
そんな時にあると便利だったものを紹介したいと思います。

・手袋

ゴミを拾う時に、割れた窓ガラスや、思わぬものが転がっています。素手では手を怪我する可能性が高いです。
また、濡れたりカビているものを直に触るのは不快なだけでなく、健康を害する可能性もあります。
ゴミ拾いの時にはグリップ付きの手袋がオススメです。ある程度のガラスの破片などからも手を守ってくれて、滑りにくく、程よいフィット感なので、作業をしやすいです。


・細かいものの仕分けや拭き掃除を行う際にはニトリル手袋などの薄手で手にしっかりフィットするものがオススメです。

・マスク

台風被害にあった家は至る所にカビが発生しています。壁紙、壁や柱、衣類、本や紙製品、食材…様々なものが被害にあった直後からカビていきました。また、家にはいたるところに水たまりができて、不衛生な空間になっています。
私はカビを吸い込んだことが原因と思われる健康被害で、今、治療を行なっています。
不織布や布のマスクではなく、大げさだとしてもしっかりした防塵マスクなどを使えばよかったかもしれない。と、後悔しています。


・長靴

とにかく色々なところが湿っていたり、濡れているので、スニーカーなどを履いていると、水が足にしみてきて不快になってきます。
また、床の材質によっては濡れて滑りやすくなっているので耐滑性の高い作業用のものがオススメです


・モップ

水浸しの床の拭き掃除は雑巾だと何回も絞らないと間に合いません。おまけに屈む、絞る、ふく。の作業は台風で汚れた家では精神的にもしんどくなり、腰が痛くなってくることも。モップがあれば立ったまま楽な姿勢で床の水が拭き取れるので、重宝しました。


・ゴミを入れる袋

濡れて処分するしかない紙や、カビて着られなくなってしまった服など、台風被害にあると家から大量のゴミが出てきます。そういったものを簡単に仕分けして、ぽいぽい入れていくには、大量にゴミを入れる袋が必要になります。
ガラ袋は軽いものなら大量に入れられて、口を紐で縛れるので、とても便利です。
ただ、木の枝やガラスなどの尖ったものは突き出てきて危険なので、フレコンバッグやガーデンバッグなどの少し強度のある袋に入れるのが良いと思います。(フレコンバッグは大容量なので、重い物をいっぱいに入れると持ち上げられない重さになるので、注意)


・密閉できるコンテナ

湿っていて、早く乾かしたい電化製品や、濡れてしまったパソコン用品などはとりあえずシリカゲルを入れたコンテナに入れて、乾燥させてから通電させました。
また、濡れていないものをとりあえず濡れないように入れておいたり、ものを運ぶ時に重宝しました。


・番外編

以上が片付けにあると便利な道具になります。上記のものはホームセンターなどで購入可能です。
また、もし知人に職人さんや大工さんがいたら、トラック・軽トラを借りるとゴミの運搬が本当にラクになります。
大きな災害の後、ゴミが大量に各家庭から出るので、市は大きなごみ収集場を緊急で作ります。(今回、私たちの住んでいたエリアでは運動場に緊急のゴミ受け入れ場所を作っていました)
一般のごみ収集では回収してくれないコンクリートや屋根、トタン、畳(壊れた家の部材全般)や、被災して壊れた大型家電なども受け入れてくれます。
ただ、ゴミ処理場までは自分たちでゴミを運ぶ必要があります。
バンやワゴンの荷室に汚れたものやゴミを積むのは抵抗があり、積んだ後の掃除も一苦労です。(ワゴンRで木っ端などを運んだら、シートのフェルト生地のような部分に木っ端が絡んで、なかなか掃除機で吸い込めず、苦労しました。)
トラックの荷台なら、ほうきで簡単にお掃除ができますし、長いものや大きいもの(家の柱や屋根の梁、冷蔵庫、畳など)もどんどん積み込めます。
普通の車で何往復もかかるところを一回で済んでしまう場合もあるので、トラックが確保できるとかなり心強いです。

そして、余談ですが、ごみ収集の際には屋根やサッシなどの金属(鉄、ステンレス、アルミ、銅)や電気の線はごみ収集ではなくスクラップを買い取ってくれる業者に持っていくと、ちょっとしたお金が戻ってくる可能性があります。我が家もサッシや水をかぶってしまった鉄瓶、屋根などは買い取ってもらいました。

台風で被災した際の片付けにあると便利なものをまとめてみました。
参考になれば幸いです。



















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