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吸入薬指導加算のための情報提供文書(ディスカス)を作ってみた。

4月からの調剤報酬改定で吸入薬指導加算30点が新設されます。

吸入薬指導加算
喘息等の患者について、医師の求めなどに応じて、吸入薬の使用法について文書での説明に加え、練習用吸入器を用いた実技指導を行い、その指導内容を医療機関に提供した場合の評価を新設する。
算定要件
喘息又は慢性閉塞性肺疾患の患者であって、吸入薬の投薬が行われているものに対して、患者若しくはその家族又は保険医療機関の求めに応じて
①文書及び練習用吸入器等を用いて吸入手技の指導を行い、患者が正しい手順で吸入薬が使用されているか否かの確認
②保険医療機関に必要な情報を文書により提供
等した場合に算定する。
※保険医療機関への情報提供は、手帳による情報提供でも差し支えない。

【参考資料】厚生労働省 令和2年度診療報酬改定の概要(調剤)

吸入は手技が難しく、指導にも時間がかかります。加算が新設されたということは今までの仕事が評価されてとても嬉しいです。ただしこの加算を算定するためには文書で医療機関に情報提供しなければなりません。

”お薬手帳でも差し支えない”とのことですが、せっかく新設された点数ですから少しでも質の高いフィードバックをしたいのですが、あまり時間はかけたくありません。

そこで、できるだけ素早く記入できるようにチェックリストを使った服薬情報提供書を作ってみました。できるだけ自動で入力できるように工夫をしてみました。

ディスカス服薬情報提供書(Excel)

できるだけ素早く記入するために吸入工程をチェックリストにしました。さらに西暦で生年月日と指導日を入力すると年齢を自動計算する仕組みにしています。

無題



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