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第26回 自分の作業の癖を理解すれば、ほんのちょっぴり模型作りが上達しそう?

ガンプラ(プラモデル)を作っている皆さん、ヤスリ掛けとかカンナ掛けとか筆塗装とか、色々な作業をする中で自分の「癖」ってありませんか?

例えば、僕で言うとデザインナイフやきさげカッターでカンナ掛けをする時、右手で右方向に掛ける「癖」があって、これを左方向に掛けると上手く出来ません。

(まぁこれを癖と言うか下手と言うかは別の話として・・・)


あと、直線をフリーハンドで描くとき、縦や横よりも斜めの方がまっすぐ掛けます(;^ω^)<不思議だ


こんな具合に、何気なくやっている作業で力加減や向きなどで、自分が「やりやすい」と感じることってあると思います。




ありますか?考えてみてください?




浮かびました?




それでは本題です。


その「癖」、今のいままで自分で「理解」していましたか?


自分の手の癖を理解しよう

例えば、僕のさっきのカンナ掛けの場合、左方向にも上手く出来るようにすれば、どういう状況でも上手く出来ると思うんです。
デザインナイフやきさげカッターの刃が当たるような場所も方向を変えれば上手く出来る場合もあるでしょう。

でも僕は直すのではなく、その癖を「理解して」パーツの方向を回転させて上手く右方向にカンナ掛け出来るように合わせています。


僕は(今のところ)言われたことはありませんが、たまに他の方の動画コメントやSNSとかで、こういうことを指摘する方がいらっしゃいます。
「こうするようにした方がいいよ」的な

言われた本人はもちろん、他の方もそれを見た時に「え、自分もそうなんだけど・・・ダメなのか」と感じてしまうかも知れません。
今回の記事はそういう人に向けての記事です。(前置きが長い(笑))


ぶっちゃけ、個人的には「別に直さなくてもいい」と思っています。

理由は「それでちゃんと自分の作品が作れるから」で、その「癖」が悪い方向に働いているわけではないのであれば、そのままでいいんじゃないかと。


そもそもプラモデルの作り方に「正解」はないので、個々の好きなように作っていいと思います。
別に誰かと作り方が違ったからって、自分の財布からお札が全部消えちゃうわけでもなければ、明日から急に無職になるわけでもないわけで(笑)

もちろん、前述したコメントを書き込むような人は、「ほとんど」が善意で言っているのだと思いますが、その人の言うことが「正解」とも限りません(;^ω^)

そういうことはあまり気にせず、むしろ自分の手の癖を知ることが出来たのなら、それを放置しておくのはもったいない気がします。


癖を理解したら、やりやすい方法を模索しよう


ただ、その癖を自分で「理解している」か「理解していない」とでは、やりやすさが大きく違うと思います。

自分の「癖」を理解すると、強みと弱点が見えてきます。
強みは「やりやすい」とか「きれいに出来る」とか、そういうやつ。
弱点は「逆方向が上手くできない」とか「狭くなると上手く出来ない」とか、そういうやつですね。


それが分かれば、あとは「どう対応すればいいか」を考えれば、より上手くなれると思いませんか?

例えば、「マスキングテープを円形に切る場合、12時から3時までの弧はめちゃくちゃキレイに切れるけど、それ以降はどうしても小さくなってしまう」場合、強みは「12時から3時までの弧はめちゃくちゃキレイに切れる」ということです。それ以降が弱点であれば、常に「12時から3時の弧」になるようにマスキングテープを回せばいいということです。

僕の場合は、「左手のパーツを、右方向にカンナ掛け出来るように回転させる」という対応で、カンナ掛けを自分の「癖」に合わせて出来るようになりました。(それでも難しい面もたまにはありますが、それはイレギュラーです)


もし、ここまで読んでくれている皆さんの中にも、
「自分のこのやり方、ダメなのかな?」と思っていることがあるなら、一度それを「理解して」上手く対応できる方法を考えてみるとどうでしょう?
何か新しいやり方が見つけられませんか?

もちろん、癖を直すということも素晴らしいことだと思います^^


僕の言っているこれだって「正解」ではないので、あくまで考え方のお裾分け程度に思っていただければよいかと(笑)

でも、自分が作業をする時の手の癖を理解してあげると、「ちょっとだけ」模型作りが上達するような、そんな気がしたので記事に残してみました(*'▽')

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